ヘタリア学園
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第五千六百二十七話 文学の国でもある
第五千六百二十七話 文学の国でもある
北欧からロシアに来た日本ですが今回は文学のことなのでお互い波風は立てません。ロシアンティーを飲みながらくつろぎつつお話をします。
まずは日本からです、ロシアに切り出しました。
「連絡させてもらった通りにです」
「文学のことだね」
「そのことでお話をしたいのですよ」
「うん、いいよ」
にこりと笑って答えたロシアでした。
「じゃあ何でも話すね」
「それでは」
「まあお茶を飲んでね」
実際にそれはもう出ています。
「それでお菓子もね」
「どうも」
「ケーキもあるよ」
「固いケーキですね」
「そうだよ、僕のケーキだよ」
見ればクッキーみたいなロシア独特のケーキです。
そうした茶とお菓子を楽しみながらです、ロシアと日本はロシア文学についてのお話をはじめました。この二国が顔を合わせても今回は和やかです。
第五千六百二十七話 完
2016・5・29
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