ヘタリア学園
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第五千六百十七話 オリンピックで
第五千六百十七話 オリンピックで
韓国は力説します。
「あいつは俺より自分が前に出たい為に国名を無理に変えさせた本当に悪い奴なんだぜ」
「オリンピックの開会式等で、ですわね」
「そうなんだぜ、だから俺は国名を元に戻すんだぜ」
「ですが私の覚えている限り」
ここでこう言ったチェコでした。
「日本さんがオリンピックにはじめて出場した時貴方は日本にいましたわよ」
「あっ、そういえば」
スロバキアもここで気付きました。
「日本さんは一九一二年のストックホルムから参加していたよ」
「あの時私達はオーストリア氏のところにいましたわ」
「それで一緒に参加したんだよ」
二人はオーストリアさんを見つつその時のことを思い出します。
そして韓国に向きなおってです、そのうえで本人に聞きました。
「貴方確か一九一〇年に日本さんのところに入っていますわね」
「そういえばストックホルムで日本さんや台湾と一緒にいたよ、会長さん」
「それは気のせいなんだぜ」
こう言ってしまうのが韓国です。
何かお話が凄まじい感じで矛盾してきました、そのお話の矛盾たるや週刊少年ジャンプの長期連載作品以上でしょうか。
第五千六百十七話 完
2016・5・24
ページ上へ戻る