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ヘタリア学園

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第五千六百十三話  事前の忠告

第五千六百十三話  事前の忠告
 韓国はチェコ、そして一緒にいるスロバキアとオーストリアさんにも言おうとしますがオーストリアさんは事前に二人に小声で言いました。
「物語はものごとを面白くする為に大袈裟に言ったり架空を入れたりします」
「だからですわね」
「あまり信じたら駄目なんですね」
「そうです」
 こう忠告するのでした。
「いいですね」
「では生徒会長の言うことは」
「噂通りに」
「夕刊フジや日刊ゲンダイの記事よりはましですが」
 何故か日本の悪質極まるタブロイド記事の名前が出ます。
「信じてはいけないです」
「では覚悟を決めて、ですわね」
「聞きますというか何で俺達聞かないといけないんですか」
 チェコもスロバキアもどうしてこんな事態になったのか納得いきませんが。
 それでもです、納得するしかなくてです。韓国に言いました。
「では聞いてあげますわ」
「何で俺まで」
「よし、話してやるんだぜ」
 二人の何でというオーラも無視してお話をはじめる韓国でした。このメンタルの強さは相変わらずです。


第五千六百十三話   完


                    2016・5・22
 
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