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ヘタリア学園

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第五千五百九十二話  孤島だけに

第五千五百九十二話  孤島だけに
 アイスランドは長い間その存在を知られていないか知られていても特に意識されることのない国でした。そのせいか。
「独特だと思う」
「文学が、ですか」
「僕自身もそう思う」
 まさにというのです。
「かなり」
「そうですか」
「そう、普通に」 
 こう日本にお話するアイスランドでした。
「兄さんの影響がそのまま残って」
「そこからですか」
「僕だけになったから」
 だからというのです。
「そこで僕独自でやっていって」
「独自の発展ですか」
「そうなったと思う」
「それがサガですね」
「僕の国のサガ」
 まさにそれだというのです、アイスランドは日本に対して温泉の中でそんなお話をしたのでした。何処か楽しく。


第五千五百九十二話   完


                         2016・5・11
 
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