ヘタリア学園
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第五千五百六十三話 喜劇も悲劇も
第五千五百六十三話 喜劇も悲劇も
シェークスピアさんはあまりにも有名な人です、その作品は今もそれぞれの国の言葉に翻訳されて読まれています。
勿論日本でもそうでして。
「喜劇もあれば」
「悲劇もあるだろ」
イギリスはその日本に突っ込みを入れました。
「その人は喜劇時代と悲劇時代があるんだよな」
「どちらかを書いていた時期に分かれますね」
「喜劇から悲劇に移ったんだよ」
書くその作品の傾向がです。
「どっちも書いてるけれどな」
「そうですね、時期による人ですね」
「いつもどっちも書いてる人もいるけれどな」
シェークスピアさんはそうではなかったのです。
「その時の気持ちが大きかったかもな」
「だから悲劇に移られたんですね」
「そうかもな」
「謎の多い人ですが」
シェークスピアさんは今も色々言われています。
ですがどうも作品の時期があって喜劇を書いていた時と悲劇を書いていた時があるのです、このことはわかっています。
第五千五百六十三話 完
2016・4・26
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