サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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ラポールタマムシ事務室にて
部長:「よし、お前ら元に戻すぞっ」
視察団が帰った後、部長の命令で
サトシと社員達は
事務室の風景を元に戻す事になった。
サトシ(くそっ、部長も動けよなっ)
サトシ達の働きにより、
事務室は1時間以内に元に戻った。
部長:「よし、お前達良く頑張った。
褒美だっ、今日はもう帰っていいぞ」
社員:「おぉ〜〜!」
社員は喜んだ。部長がそのような事を
言う時は滅多にないからだ。
サトシ(よっしゃあ!今日は帰れるぜ!)
社員A:「お疲れ様でした!」
社員B:「お疲れ様でした!」
社員C:「お先します!お疲れ様でした!」
社員が次々と退勤して行き、
その流れでサトシも帰ろうとした。
サトシ:「お疲れ様でしたー!」
部長:「待てサトシ。」
ギクッ
サトシ:「、、はい?」
部長:「お前は残れっ」
サトシ:「え!!」
部長:「遅れてきたんだ!お前は
これを片付けてからにしろ!」
ドサッ
サトシ:「そ、そんなっ!」
別に遅れて出勤した訳ではないが、
視察団が来る前の片付け時にサトシだけ
居なかった事を根に持っているのか、
部長はサトシの前に領収書の束を置き、
そのまま退勤した。
サトシ:「くっそ〜!」
サトシは急いで領収書の整理をした。
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