ヘタリア学園

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第五千五百五十四話　　時代が必要とする時

第五千五百五十四話　　時代が必要とする時
　日本はその報を聞いてです、感激して一緒に作業をしてくれている皆さんに言いました。自衛官、警官、消防署員そしてボランティアの人達に。
「私はある言葉を思い出しました」
「あの言葉ですね」
「原作者の方のお言葉ですね」
「そうです、時代が必要とする時にです」
　まさにその時にです。
「仮面ライダーは必ず蘇るのです」
「その通りですね」
「だからあの人も描かれますね」
「こうした状況ですが」
「それでも」
「そうです」
　その通りと言う日本でした。
「まさに」
「それではですね」
「我々もまた」
「そうです、負けてはいられないです」
　それこそ地震なんかにです。
　時代が必要とする時にこそヒーローは蘇るのです、神戸でも新潟でも東北でもそうでした。そしてそれは熊本でもなのです。

第五千五百五十四話　　　完

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１６・４・２１

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