サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜

書庫にて、、、





サトシ：「えぇーっと、、おっ、
置き場所があったぜ」

サトシが上の棚に
ダンボールを上げようとすると、、


ピンッ


サトシ：「うわっ！」


ドサーーー！



何かに引っかかり転んでしまった。


さらに


ドサドサドサッ


棚に上がっていた本が落ちてきた。


サトシ：「いっつつ、、、何かに
引っかったのか、、、」


幸い怪我は無く、サトシは
落ちてきた本の片付けをした。


サトシ：「あぶねー、、
怪我するとこだったぜ、、、ん？
、、、なんだこの資料、、」


本を片付けていると、サトシは
気になる資料を見つけた。


サトシ：「、、”ポケモン消滅事件”、、」


サトシが見つけた資料は、
15年前の事件に関するものだった。
そして、その資料には事件に関する内容が
書かれていた。


サトシ：「あの事件の、、内容、、、」


忘れるはずもないあの事件。
サトシは胸の鼓動が高鳴る中、
資料に目を通した。









1P

”◯◯◯◯年 ◯月◯日、、、


各地方に謎の発光体が出現した。


その発光体は突如、大爆発を起こし、
目を瞑る程の眩い光が地方を包み込み、
それと同時に
一瞬にしてポケモンが消滅した。

唯一無事であったのは、
我々人間と孵化のしていない
ポケモンのタマゴのみ、、、

消滅したポケモンと、生き残った人間、
そしてポケモンのタマゴ、、、

あの発光体の正体は何か、
消滅と生存を決めた原因は何か、
何故ポケモン機関は調査しようとしないのか、

事件当時の社会状況、自然環境を含め
ポケモン消滅事件の調査を決行する。”