ヘタリア学園
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第五千五百三十五話 まずは騎士
第五千五百三十五話 まずは騎士
日本は海峡を渡ってそのうえで、です。今度はイギリスに来てそのうえで彼の文学について聞くことにしました。
イギリスは日本をティータイムに招いてこう言いました。
「やっぱり最初は騎士だな」
「アーサー王ですね」
「そうだよ、それだよ」
目をきらきらとさせて応えるイギリスでした。
「俺の文学はやっぱりな」
「騎士からはじまり」
「その代表作がなんだよ」
もう文句なしにです。
「それなんだよ」
「アーサー王ですね」
「ローランの歌と並んでな」
それこそです。
「騎士っていったらこれだろ」
「はい、私のところでもそう言われています」
「読んでも面白いぜ」
これがまた実に、なのです。
そうしたことをお話しながらそのうえで今度はイギリス文学について聞く日本でした、日本の文学の旅は続きます。
第五千五百三十五話 完
2016・4・12
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