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ヘタリア学園

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第五千五百十八話  ラテン系全体で

第五千五百十八話  ラテン系全体で
 キューバはスペインと一緒に日本にお話します。
「俺等も親分の国の文学は読めるさかい」
「スペイン語だからですね」
「そやから親分の作品はや」
「中南米でも普通に読めるんやで」
 スペインもこう言います。
「翻訳一切不要や」
「それは非常に大きいですね」
「ほんまスペイン語は凄いんやで」
 このことも力説します。
「何か日本では英語、中国語の次にフランス語とか来るけどな」
「韓国語の場合の方が多いです」
 お隣だからでしょうか。
「そのことは」
「けれどや、うちの言葉はな」
「スペインさんだけでなくですね」
「中南米の殆どでも普通に使えてや」
 それだけでなく、です。
「イタリア語、ポルトガル語、フランス語とも方言位の違いしかないんや」
「凄い言葉やで」
 最後に言ったのはキューバでした。親分さんと一緒に笑顔でお話して日本のその辺りの事情をわかってもらうのでした。


第五千五百十八話   完


                       2016・4・2
  
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