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妖精とボンゴレ

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死体くる!

 「リュウってだれですか?」

 「リュウはね、フェアリーテイル最強候補のひとりでナツ、ガジル、ウェンディと同じドラゴンスレイヤーなの」

 ミラがリュウについての説明を軽くツナたちに伝える。

 「バァーーーーーーン」

 突如、ギルドの入り口の扉が飛んでくる。

 入口のほうを見ると7歳くらいの顔立ちが女っぽい男の子が何か大きなものをギルドの入り口に置いてギルドに入ってくる。

 「きみ見たところまだ10歳にも満たない子供のようだけど、どこの子?」

 ツナは見たことない子供が入ってきたから話しかけてみると・・・なぐられた。

 「俺はフェアリーテイルの魔導士、リュウだ。貴様こそ見たことないが誰だ!?」

 ツナはもう半泣き状態だ。

 そのときマカロフが仲介に入った。

 「これリュウもうやめんか!そやつはついさっきギルドに入った新入りだ」

 「新入り?」

 リュウはジーっとツナのほうを見ている。

 「おい、おまえ名前はなんていうんだ!?」

 リュウはマカロフ以外の年上にも敬語は使わない。

 「ツナっていいます」

 「ツナ、入口のところにおいてあるアクノロギアの尻尾をもってきてくれ」

 リュウがツナに対してアクノロギアの尻尾と言ったとたんマカロフは驚きを隠せないようだ。

 無理もない。アクノロギアは大昔一人で国を滅びしたとされるドラゴンだから。

 「おい、リュウ俺と勝負しろ!」

 と言いながらリュウにナツが突っ込んでいくが、拳の圧だけでナツは天井にめり込んでしまう。

 さっきまでハヤトと勝負をするつもりだったのにすぐにリュウに突っ込んでいく、ナツ。

 ボンゴレファミリー(主にヒバリ)はその状況を見て闘争心を燃やしている。

こいつ、ツナっていったか?あいつに雰囲気が似ているな。まさかな、そんなわけないとおもうが試してみるか。

「マスター、ツナってどういう経緯でフェアリーテイルに入ったのですか?」

「実はおぬしと同じでなー・・・」

「そうですか」

リュウは、ツナのほうに振り替えってツナをひとにらみする。

 「おい、ツナそれを持ってきてくれた礼として一回だけ勝負してやるよ」

 「「「ええぇぇ!」」」

 ツナ、周りにいるフェアリーテイル全員が驚いている。

 リュウは滅多なことがない限り勝負を自分からしようなどといわないからだ。

 「ねえ、小動物。彼の相手はぼくにさせてよ」

 群れるのを嫌うヒバリがここまでおとなしかったのはリュウと勝負がしたかったからだとボンゴレファミリー(ヒバリを除く)の全員が思う。

 「俺はツナに言ってんだ!雑魚は引っ込んでろ!!」

 ヒバリは今の言葉で頭に来たのかトンファーをリュウに向かってふるうが人差し指一本で止められてしまう。

 その様子を見ていたツナはリュウにやろうという。



 

  
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