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機動戦士ガンダム0091宇宙の念

作者:むらたく
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宇宙編
月決戦編
  第29話 出撃3

 
前書き
AMS-119 ギラ・ドーガ
シャアのネオジオンの主力MS。ビームマシンガンとビームアックスを装備し、深緑のカラーリングがザクを彷彿させる。機動力に優れ、バランスの取れた高性能機。グラフィー・ネオジオン連合軍には約20機が渡っている。

イリア・パゾム中佐

かつて第一次ネオジオン抗争で活躍した女性士官。当時はマシュマー・セロ大尉の副官としてリゲルグに搭乗し、ジュドー・アーシタのZZガンダムと戦った。ニュータイプ。

AMX-101R ガルスR

ガルスjの高機動モデル。
その機動力はザクIIIにも匹敵する。
シャドウハウンド隊のドリー少尉、モニカ中尉が搭乗している。 

 
「イリア…中佐?」
モニターに映る薄褐色の肌、凛とした態度の歴戦の女傑はキリキリと口を開いた。
「シャア総帥のネオジオン艦隊より、支援に参じた。作戦内容は既に把握している、これよりMS隊を出撃し月面基地制圧の援護を行う。」
「了解した、8分後にL3ポイントに砲撃を行う。気をつけてくれ」
「了解」
通信が切れたのを確認し、艦長は冷や汗を拭った。
「どうも、ネオジオン直属部隊との会話は気を使う」

MSデッキーー
「よぉーし!第三部隊、発進‼︎」
数多のMSがカタパルトを蹴り、月を目指す。
第四部隊が、シャドウハウンド隊のメンバーであるメイソン少佐、ジャック中尉、モニカ中尉、ドリー少尉。
第五部隊はアイラ、グラン大尉、メアリー、フーバーで構成されている。しかし今回のような作戦に於いては例外もあり、実戦での配置は変わることもある。
「今回、俺たちシャドウハウンド隊は、グワンバンの直掩だからな。なんとしても、敵MSをこの艦に近づけてはいけない」
「えぇ、隊長。俺たちなら容易いですよ、連邦の雑魚どもなんて」
ドリー少尉が灰色の愛機、ガルスRを見上げて言った。
「もし俺に何かあったら、その時は頼むぞ、ジャック」
妙に静かで冷静なその声がジャックの肝を冷やした。
「やめてくださいよ、隊長が墜ちるわけない、そうでしょう?」
あえてジャックは問いかけた。
「…万が一だ。それほど熾烈な戦いになるだろう、ということだよ。私もここで死ぬつもりはない!」
安心して言葉を受け止め、モニカ中尉がジャックの肩に飛びかかった。
「バーカ、お前はいつも神経質過ぎだぜ。あたしたちにかかればあんな犬ども、敵じゃねーよ」
歯を見せて笑う彼女を見てジャックも決心した。
「ああ、やってやりましょう。隊長」
遂に戦いは始まり、紅い戦火が地球圏を揺るがす。

「偵察隊、帰還しました‼︎」
報告を聞いて、部下の無事を確認した安堵のため息が胸を滑る。
しかし油断ならないのはこれから。戦いが本格的に開始される。
「L3ポイントに砲撃開始!!」
その一声により発射された黄色のビーム線がデブリを焼き尽くし、連邦の宙域を焦がしていく。

「くっ‼︎」
極太のビームを掠め、二機が前進を続ける。
「敵の砲撃が始まったかっ!」
「当たるなよ、ルシオン!」
ズサがライフルの光に貫かれたのを見、残弾を無くしたカードリッジをリロードする。
「敵のMSもこんなところまでっ‼︎」
「おいフラン、大丈夫か?」
「誰だと思ってんだ?墜ちるかよぉ‼︎」
「さすが、ナイヘーメン士官学校首席卒業の実力だな!」
周囲の敵を一掃し、機体を加速体制にする。
「狙うは…」
白亜の機体が飛び。
「母艦!ボスを叩く‼︎」
金色の機体が舞う。
2人のバイオリズムがシンクロし、流れるようなコンビネーション、優雅にすら見える動きを刻んでいく。
まるでこの宙域で戦闘を愉しむかのように。

「発艦用意‼︎第五部隊、出撃‼︎」
オペレーターの声が響き、4機のMSがカタパルトから射出された。
すると、左右から深緑のMSが七、八機編隊を組んで接近してくるのが見えた。
「グワンバン級所属部隊!ここからは我々ネオジオン艦隊が援護する!」
「ギラ・ドーガ‼︎ネオジオンの最新鋭MSか!」
グラン大尉の声に、整備長の言葉を思い出した。
(ネオジオンの最新鋭MS、ギラ・ドーガ。ザクのイメージを受け継いだフォルムが特徴)だと。
「フーバー、メアリー。2人は迂回して2時方向から奇襲をかけろ。俺とアイラは10時方向から行く、はさみ打ちだ‼︎」
4機と後続のギラ・ドーガ達が散会してそれぞれ飛び立っていく。

グラフィー・ネオジオン連合軍MS総数71機
艦艇総数 戦艦2隻 巡洋艦7隻 補給艦3隻 宇宙戦闘機12機



連邦軍MS総数123機
艦艇総数 戦艦13隻 巡洋艦3隻 補給艦5隻 
 

 
後書き
次回に続きます!
最近インフルがまだ蔓延っているようなので皆さん気をつけて下さいね(・・;) 
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