インフィニット・ストラトス《もう一つの第零世代型IS》
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第6話クラス対抗戦、一夏対鈴《零騎士、二次移行発動とその代償》
今日はクラスの代表同士が戦うクラス対抗戦。今1組対2組の対抗戦が始まる。
もちろん1組の代表は一夏で、2組の代表は鈴だった。鈴は既にアリーナに出ていた。
今から一夏が出撃をする。そこに聖成が来た。
聖成「一夏、訓練の成果見せてやれよ」
一夏「わかってるよ。てかお前との訓練が特に辛かったからな…」
聖成「いいじゃん別に、ソードビットでやるくらい」
一夏「それが1番死にかけたわ!しかも何そのビット!!セシリアのと違って変形するし!」
何故か訓練のことに関してものすごく突っ込まれた聖成であった。
聖成「俺の事より早よ行け、鈴が待ってるだろ」
一夏「わかったよ」
聖成「一夏、頑張ってこいよ」
一夏「それじゃ行ってくる」
そうして一夏は白式を装着してカタパルトに乗って正面を向き
一夏「織斑一夏、白式、行くぜ!」
カタパルトに押し出され一夏はアリーナ中央で飛翔しながら腕組をして待っている鈴の所まで移動した。
鈴「今の内に誤るならボコボコにする度合いを緩くしてあげるけど?」
一夏「そんなのいらねえよ。全力で来い。」
その鈴の提案に一夏が言い放つ。
その言葉にムスッとしながら鈴は更にいう。
鈴「絶対防御も絶対じゃないのよ? 防御を破壊して直接ダメージを与える事も出来るんだからね? 覚悟しなさいよ!!」
そう言い放ち双天牙月を連結させる。
一夏も雪片弐型のビーム刃を展開した。
『クラス対抗戦、凰 鈴音対織斑 一夏の試合を開始します。ソレでは両者、始めてください』
その瞬間、お互いが動き出した。
二人は剣を交えてた。激しくぶつかり合ったが鈴は少し離れた。
鈴「一夏。アンタ、よくやるじゃない」
一夏「だてに訓練してきたわけじゃないからな」
鈴「そう、だけどこれはどう!」
鈴は甲龍のアンロックユニットの龍砲での射撃を開始した
一夏「くっ…砲弾が見えねぇ」
そう甲龍の龍砲から出てくる砲弾が見えずどこから来るのかわからないのだ。
その砲撃は休むことなく続き、一夏は考えた
一夏(こうなったらシールド削られる…覚悟でいくしかない)
一夏はシールドエネルギーを削られるのを覚悟して鈴に突っ込んでいった
鈴「アンタ、本気なの!?」
そういいながらさらに龍砲で連射を続けた
だが一夏は回避も防御も捨てて一気に駆け抜ける。
一夏「クッ、行っけえええええええええええええ!!」
その時だった。
突如、アリーナの上空をふさいでいた。シールドが光で打ち抜かれ砕けると同時に地面に突き刺さり爆風と土煙を上げる。
一夏「何だ!?」
鈴「何!?」
一夏と鈴は同時に同じような言葉を発し、状況を確認しようとする。
上空には全身装甲のISがいた。
辺りは一時、騒然となる。
その頃、モニターでそれを見ていた聖成たちは少し動揺していた
それと同時にどうすべきか聖成は考え答えを出した
聖成「織斑先生、一夏達の援護に行かせてください!」
それを聞いた千冬は少し考えた。
何故かというとセシリアが行くというと実力不足があるため拒否をするが、聖成の実力は実際、まだわからないが全盛期の自分と同じように見てるため悩んでいる。
それで千冬の出した答えは
千冬「……わかった。至急、織斑と凰の援護に迎え」
聖成「……ッ!ありがとうございます!」
まさかの答えに聖成は喜び急いで援護に向かった
そのあと聖成が出撃した頃、一夏と鈴は苦戦していた
聖成「一夏!鈴!援護きたぞ!」
一夏「聖成か!よく千冬姉が許したな」
鈴「そんな事より、あいつなに?」
聖成「見たところ…人が乗っているような気配がないな…無人機だと思う…」
と言いながら聖成は神破刀を取り出して
聖成「それじゃぁ…行くぞ!」
一夏「あぁ!」
鈴「わかってるよ!」
3人は攻撃しにかかった
聖成は神破刀で斬りつけて、それに一夏と鈴は追撃をした
無人機も攻撃をしてきた、聖成はシールドビットを急いで展開し防いだがそれでもシールドエネルギーを削られた
聖成(なんて威力だ…今の一夏と鈴がくらったらひとたまりもないぞ…)
心の中で聖成はそんな事を考えていた
だがそう考えてるやさきに無人機は鈴と一夏の方に向かって行った
そうして2人の前で高く腕を振り上る
一夏「くっ…ここまでなのか…」
と一夏が言った、無人機の攻撃をした瞬間
聖成「させるかー!」
聖成は瞬時加速し2人を庇って攻撃を受けた
聖成「ぐはぁ!」
一夏&鈴「聖成!!」
無人機の攻撃は聖成の背中に直撃し地面に落ち、それから気絶した
一夏と鈴は聖成が庇っておかげで無人機から少し離れることができた
《聖成の意識の中》
聖成は気絶してる中である強い意思を抱いであるものを見た
そこはまるで草原だった
だがその草原の中、聖成はこんなことを言っていた
聖成「2人を守れる力がなかった……、俺は…力が…欲しい…。強い力が…欲しい」
そう言った瞬間、聖成の目の前に人影が現れた
その人は聖成に手を出した、聖成は少しためらったがその腕を掴んだ瞬間脳裏に言葉が走った
「その願い…叶えるぞ…、ただしその分の代償はいただく」
そこでその光景が終わった…
《現実》
一方一夏と鈴は無人機に攻撃を続けるがやはりシールドエネルギーがほんの僅かしか残っていない
一夏と鈴はもうあまり動けない状況に立ち入ってしまった、そこにまた無人機が接近し攻撃する
一夏(今度こそ終わりだ…)
一夏がそう思った
だがその瞬間、ビュンと強い風が吹きいきなり無人機の腕が凍った
鈴「なに?いったいなにが起きたの?」
一夏「無人機の腕が凍ったぞ…」
一夏と鈴は何故腕が凍ったのが疑問に思った
あと何故か周りが寒くなってきた事にも気づき、その冷気が下から来た事にわかった
その冷気の発生源の所に聖成が立っており一夏と鈴は聖成が目を覚ましたと思った
一夏「聖成!大丈夫か!?」
一夏が質問をした
だが聖成はなんも返答もなく上がってきた
そしたら聖成のISの姿が変わっているのに気づいた
千冬「第二形態移行した…のか?」
千冬がモニターを見てそう発言した
第二形態移行とは操縦者とISとの同調が高まることで発現する
零騎士の姿は第一形態移行になかった腕と足に左右対称の模様が入ったが色は左右非対称で、右側は白をベースに黒い線が入っており、左側は黒をベースに白い線が入ってる。
腕の形も少し変形していた。
鈴「アンタ、なにその姿?」
鈴が質問したがやはり返答はなかった
そしたら聖成はいきなり全部のドラグーンを全て展開した
ドラグーンを展開したウイングから光の粒子が出てきた、それを見た一夏はこう言った
一夏「光の…翼?」
そう粒子はまるで翼のように見えるのだ
翼とはいえまるで鳥のようではなくあくまでの例えである
ただしその光の翼に黒い模様が出てきた…さらに単一仕様能力の「絶対零度」を発動した
そしたら聖成の周りに黒い風が舞った
一夏「聖成…だよな?」
一夏はそう言った
突如、聖成は敵味方関係なく接近し武器もなく攻撃をした
そしたら攻撃したところが凍り始めた
一夏「聖成!なにしやがる!」
鈴「アンタ!自分がなにしたかわかってんの!」
聖成はなにも言わなかった
ただし千冬はこう思っていた
千冬(まさか…暴走なのか…)
そのあとは何故か無人機に追い打ちをかけるようにドラグーンで射撃をした
無人機が怯んだ瞬間、聖成はメダガブリューを取り出しバズーカモードにした
ドラグーンを全てロックオンさせウイングからプラズマ砲、腰のレール砲を展開しフルバースをおこなった
無人機がフルバーストを受け粉々になった
鈴「嘘…一瞬で…」
鈴が声に出してしまうほどの威力だった
一夏が聖成に近く、そしたらドラグーンはウイングに戻り黒い風もなくなって地面に落ちた
一夏「聖成!」
千冬『早く外川をタンカに乗せろ!』
千冬は無線でいいそのあと聖成は保健室に運ばれた
《5日後…》
聖成「んー…知らない天井…、ここは?」
まぁ、お約束である
千冬「保健室だ」
聖成「織斑先生…あのあといったい何がありましたか?」
聖成が千冬に質問をした、千冬が疑問に思った
千冬「なにも覚えてないのか?」
聖成「はい…無人機に攻撃されたとこまでは覚えてるんですが…」
千冬「そうか…それじゃぁこの映像を見ろ」
千冬は無人機と戦ってる時の映像をながした
千冬「これが起こったことだ…」
聖成「俺が…一夏達を攻撃した…?」
千冬「そうだ…おそらくお前のISは二次移行した、あとなんらかの原因で暴走をした。そういうことだ」
千冬は聖成に零騎士の状況を伝えた
そこで零騎士がないことに気づき
聖成「ぜ、零騎士は何処に!?」
千冬「お前の隣にあるだろ…」
千冬はそう言い聖成は隣を見たそこには何故か一本の刀があった
聖成はそれを触ったら一瞬で零騎士だとわかった
聖成(どうして…変わったんだ?)
ただし聖成はそう疑問に思っていた…
何故か元々は指輪だったがそれが刀になっている
聖成(一回調べてみるか…)
それから聖成はすぐに動けるようになり自分のパソコンで、零騎士の状況をモニターで確認した
聖成「なんだ……これは…?」
そのモニターには【零騎士・絶望】っと書かれており、システムに【GN粒子ウイング】と追加されていた
しかも神破刀の色も変わっており、元々の色は普通の刀みたいに持ち手は黒で刃の部分は銀であったが
持ち手が白と黒に別れ、刃の部分は血が付いたような模様になっていた
聖成「GN粒子か…、あの人達らしいな…。だったら追加装甲か何かでトランザムをできるようにしてみるか…」
後書き
次回第7話疾風と黒兎の転入
えぇ今回はわかりにくい表現などがあると思います
すいませんでした
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