ヘタリア学園
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第五千四百八十五話 ローマ祖父ちゃんも
第五千四百八十五話 ローマ祖父ちゃんも
イタリア文学の歴史は古いです、とはいってもそれは古代ローマの頃まで入れれば、のことですが。
「祖父ちゃん文学も好きだったんだよね」
「はい、ギリシアさんのお母さんの影響も受けてですね」
「そうそう、戦争とお酒と女の人と魚介類にね」
それに加えてだったのです。
「文学も好きだったんだよね」
「趣味に生きられた方でしたね」
「うん、詩も好きだったしね」
「カエサルさん以前からでしたね」
「カトーさんがいたりしたからね」
ローマきっての頑固爺だったあの人です。
「何かと本も好きだったんだよ」
「そしてそのローマさんからですね」
「ううん、俺は祖父ちゃんの影響はあまりないかな」
ここで困ったお顔になったイタリアでした。
「文学については」
「そうなのですか」
「うん、ルネサンス位からかな」
今のイタリア文学につながっているのはです、流石にローマの頃になると古くてまた違うものになっているところもあります。
第五千四百八十五話 完
2016・3・16
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