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究極の生命体となりモンスターハンターの世界に転生しました

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04 初クエスト、0分針

「うぉぉぉ!!すげぇぇ!」

今、俺は孤島のキャンプにいる。その風景は画面で観たのにそっくりだった。やはり、ここにもゲーム要素は反映しているのだろうか。

「支給品は…。」

青いBOXの中の支給品は…
・地図×4
・応急薬×12
・携帯食料×8
・携帯砥石×8
・支給専用音爆弾×4  etc…

といった面子だ。しかし、俺には全て要らない。
地図…ゲームで記憶している。
応急薬…傷は直ぐに治癒する。
携帯食料…飲まず食わずで一年は行動可能。
携帯砥石…武器使わない。
音爆弾…何それ美味しいの?

といった理由があり、何も取らずに向かった。まず向かったのはエリア1…


では無く、エリア8。腕をリオレウスの翼にして一瞬で到着した。エリア8は空を飛ぶモンスターが休息するエリアだ。しかぁぁし!今回はその上!山の頂上に登る!そこから天体望遠鏡並みの視力を持つ目でクルペッコの姿を探す。

「見つけた!」

クルペッコはエリア5に居た。俺は切り立った崖から飛び降りる。途轍もない風が身体全体に当たる。そして…

グシャッ

身体中に鋭い痛みが走った後、一瞬視界が暗くなったが直ぐに晴れる。このデンジャランスな芸当が出来るのも究極の生命体の圧倒的な自然回復力のお陰か…。

「クァァァァ!!」

「うおっ!」

クルペッコがお馴染みの緑色の液を吐いてきた。確かこれに当たったら火耐性が大幅に下がるんだったっけ?だが、しかし!当たらなければどうという事は無い!

「震えるぞハート!燃え尽きるほどヒート!」

「クワァァァァ!」

あちらが火を使うならば俺もそれに応戦しなければいけない。それなら!頭部だけをリオレウスにする。そして、火ブレスをクルペッコに放つ。

「クァァァァァァァァ!!!」

クルペッコは文字通り燃え尽きた。やっぱりこれ、チートやわ。

「はぁ…はぁ…。」

頭部を元に戻す。こんなのでいいのか?こんなチートでこの小説は続くのか?分からないな…。

ーーーーーーーーーーー

古龍観測所 孤島担当(以下孤島担当)「凄い!孤島で半裸のハンターがあっという間にクルペッコを倒した!」

古龍観測所本部(以下本部)「そのハンターは何者だ?」

孤島担当「分からないが…街に戻ったらギルドナイトに捕らえさせよう。もしかしたら、あの一族かも知れん。」

本部「何!?あの一族はもういない筈だぞ!?」

孤島担当「分からない…しかし、一刻も早く捕らえなければあの惨劇が再び起きてしまう!それだけは何としても阻止せねば!」

続く
 
 

 
後書き
流石に怪しまれましたね…。次回!ギルドナイトの質問攻めからどう言い逃れするのか!そして、あの一族とは何なのか!次回もお楽しみに! 
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