| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ドラゴンクエスト8 HENTAIの冒険

作者:うりぽん
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
< 前ページ 目次
 

1話 うちのパーティに華を求めるのは酷だろうか?

 
前書き
原始世界同様なにも考えず執筆し始めたドラゴンクエスト!作者が匙を投げるのは時間の問題か⁉︎と言うよりいつの間にか蒸発していそうだな!との声が聞こえてきそうですが、多分大丈夫です。蒸発しても雨となり帰ってくるのが私うりぽんですから!ドヤッ! 

 
「お………に…ぃ」
う………ん…だれ…だ?…僕を呼ぶ…のは…
「お〜…あに…ぃ!」
次第に声が大きくなっていく…うるさいなぁ…

「おぉ〜い 兄貴ぃ〜〜!!起きているでげすか?」
耳元で突然、大きく聞こえた声に驚き身体がビクッと反応した。
「兄貴〜少し休むだけって言ったのに寝ちゃダメでげすよ。」
「ふぁ〜あ。」


僕は大きくあくびをし背を伸ばす動作をする。
「それよりも兄貴!こんなところで油を売っているとすぐに日が暮れちまうでげす。」
「確かにそうだね。」


僕は空にぽっこりと浮かぶ太陽を見て答える。
「はやいとこ、町に行きましょうや!アッシは、パーッと飲み明かしたい気分でがすよ。さぁ兄貴!!」
目の前にいるトゲトゲの帽子がトレードマークのヤンガスに急かされて僕は重い腰をあげた。
ポケットにはペットであるネズミのトーポが顔を覗かせて鼻をヒクヒクさせていた。
やっぱりいつ見ても可愛い!


「エイト!早く来んか。待ちくたびれたぞい!」
僕の主であるトロデ王にも急かされて若干小走りで2人の元へ行く。

「しかし、ホント何度も言うようでがすが、兄貴がこのおかしなおっさんの家来なんてねぇ」
ヤンガスが「おかしな」というものも無理はない。今、トロデ王はある呪いにかかり緑色の魔物にしか見えないからだ!
僕も緑色のトロデ王を始めて見たとき、それがトロデ王だと気づかずに魔物だと思って斬りかかりそうになった前科がある。反省は…若干だけどしてるよ。


「まっ、アッシにしたところで兄貴の子分になったわけっすから人のことは、言えんでがすがねぇ」
「だれが、おかしなおっさんじゃ!?」
それを聞いたトロデ王がヤンガスに突っかかった。僕としては出発したいのだけど…何故かって?町に着けば女の子と会えるからでげすよ!ヘッヘッヘ。


「まあ、よいわ!下賤の者にはわしの気高さなどとうていわからぬということじゃな。」
そして二人は睨み合う。すいません王様。僕にも王の気高さが感じられず斬ってしまうところでした。
二人はしばらく睨み合っていたがトロデ王が何かに気づいたようでこちらに振り向いた。

「そんなことよりエイト。姫はどうした?姫の姿が見えぬようじゃが…。
いやいやいや。トロデ王見ていましたよね?僕が眠っていたところ。それを承知の上で聞いてくるのですか!?
いろいろ文句を言いたかったが一応僕の上司なので言えない…しょうがないので僕たち3人は姫を探すため辺りを見渡した。


「むっ!あそこにいるのではないか?」
そう言ってトロデ王が指を指した方向を見てみると草がカサカサと揺れている。

「愛しい我が娘ミーティアよ。怖がる事はないぞ。さぁ、わしの胸へ飛び込んでこい!」
その声に反応するように草の揺れている位置がじょじょに近づいてきた。

しかし出てきたのはミーティア姫ではなかった!
「ま、魔物じゃと!?」


トロデ王の胸へ飛び込んで来たのはミーティア姫ではなく魔物の3匹のスライム達だった!
「むっ!兄貴!」
「下がってください王様!」


僕とヤンガスはそう言いトロデ王の前へと飛び出した!
先手はスライム達がとった!一匹のスライムが僕の方へ向かって突進した。
しかし僕は落ち着きをはらい難なく剣で突進してきたスライムを跳ね飛ばす。


次はヤンガスが飛び込んだ!
「ズドォン!」
上空へ飛んでからの体重の乗った一撃がスライムの脳天を襲った!スライムは溶けるようにしてなくなりゴールドに変わった。

しかし僕が弾いたスライムが別のスライムを攻撃してスキだらけのヤンガスへ襲いかかった!
「ザシュ!」
どうにか間に合った…ヤンガスに襲いかかったスライムはヤンガスの鼻先でゴールドに変わり地面に落ちる。僕、いい事したね!

「兄貴!後ろでげす!」
「へっ?」

そう言われ後ろを振り返るとそこにはここだとばかりに突進してきた最後のスライムが僕の鼻先まで来ていた!
まずいと思った僕は反射的に目を閉じてしまう。

「サクッ!」
襲いかかって来ない…しばらく目を閉じたあと再び目を開けた。そこにはスライムはいなかった。変わりにスライムが所持していたであろうやくそうとゴールドが落ちていた。ん?あと枝のようなものも落ちていた。

「お主もまだまだじゃな。エイト。」
「おっさん!今の枝投げナイスでがす!兄貴もアッシを助けてくれてありがとうでげす!」

ヤンガスの発言からして僕のピンチを救ってくれたのはトロデ王らしい。しかも枝投げで…
「すいません王様…みっともないところを見せてしまって…」
「よいよい。臣下を守るのも王の務め。しかし次からはよわっちいやつだからと言って気をぬくではないぞ。」

いや…気をぬいたつもりはないのだけど…まぁいっか。
「そんなことより姫じゃ!わしの可愛いひとり娘のミーティア姫は無事か!?」
トロデ王がそう言うと奥の道の方から一頭の白馬が現れた。
「おお!あれにおったか!?姫!ミーティア姫!」


トロデ王はそう言うとミーティア姫に抱きついた。
先ほどトロデ王が胸に飛び込んでこいと言ったが本当に飛び込んだ時のことを想像して吹いてしまった。
だって絶対潰されるもん王様…

「さて…馬姫さまもお戻りだし…日が暮れぬうちにそろそろ出発したほうがいいでがすよ。」
だからさっきから言ってるよ…僕はこの華のないパーティを抜け出してとりあえず女の子を見ていたい!さらに言うともうロリだろうがなんだっていい!僕はいま女の子欠乏症なんだから…



 
 

 
後書き
あまり激しくやると文章がすっごいおかしくなるので少し静か目に書きました。
私は小説を書きながらゲームを同時進行しているので少し更新ペースが遅いと思いますがよろしくお願いします。


リアルレベル
エイト 1
ヤンガス 1
トロデ王 ⁇

 
< 前ページ 目次
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧