| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

この気持ちは・・・

作者:白ちょこ
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
< 前ページ 次ページ > 目次
 

この気持ちは・・・

 
前書き
薄桜鬼のSSLの二次創作です。
BL要素を含みますので、苦手な人は見ないようにお願いします。
原田先生×斎藤くんです。 

 

 「原田、わりぃが今日の見回り換わってくんねぇか?」

帰ろうとしていた俺に、土方さんが申し訳なさそうに言う。

「あぁ。特に予定もねぇし、良いぜ。」

本当は帰りたかったが、滅多に頼み事をしない土方さんが頼んできたんだ。断る訳にはいかねぇよな、、、。


 そんな訳で見回りをする。20時を過ぎているせいか、人の気配はしない。
3階に行くと、教室の電気が点いていた、、、。

―――――ん?消し忘れか?

そう思いながら教室に入ると、

―――――スゥ、スゥ、、、

斎藤が寝息をたてていた。
辺りを見ると、風紀委員の仕事をしていた事が窺える。きっと、途中で疲れて寝てしまったのだろう。

斎藤は真面目な奴だが、変に抜けているときがある。
最近、斎藤わ可愛く思う時がある。、、、が、俺はこの気持ちを持て余している。

―――――んっ、、、

斎藤を見つめ過ぎたせいか、斎藤がもぞもぞと動き、目を覚ました。

「う…ん…?なっ、、、!?原田……先…生……!!?」
「おう。もう20時過ぎてんぞ?」
「えっ…あっ……すみません!すぐに帰ります。」

斎藤はバタバタと帰り支度を始める。慌てすぎたせいか、プリントを床にばらまいてしまう。

「あっ・・・」
「おっと・・・」

プリントを拾おうとして、斎藤と手が重なる。

「あっ・・・」

斎藤の顔が赤く染まる。

「斎藤・・?」
「あっ…。すみません…。」

そう言って手を放しかけたその時・・・

――バチッ

急に電気が消えた。

――――――ギュっ…

「・・・??斎藤…??」
「…っ……」

斎藤に抱き着かれた…?

「…っ……。すみません…。俺、暗い所が苦手で………。」
「一回離れられるか?そこに懐中電灯あるから…。」
「はい…。すみません…。」

そう言いながらも、斎藤の身体は震えている…。

こいつを守ってやりてぇ…。そんな思いが出てきた。あぁ、斎藤が可愛く思えていたのは、好きだったからなのか・・・。



















 
 

 
後書き
 
 初めての投稿です。
薄桜鬼が大好き、、、とくに左之助さまが大好きです!!

ほのぼのとしたものが書きたくて投稿しました。

読んで下さった方、ありがとうございます。
キャラ崩壊してしまっていたら、すみません! 
< 前ページ 次ページ > 目次
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧