| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第五千四百六十五話  入りたいけれど

第五千四百六十五話  入りたいけれど
 トルコはイタリアに強く言いました。
「クソガキからも言ってくれるか」
「EUの皆にだね」
「ああ、俺も入れてくれってな」
「ううん、俺もちょっとね」
 イタリアは困った様な難しいお顔でトルコに答えるのでした。
「難しいんだよ」
「何だよ、言えねえのか」
「そうなんだよね」
「宗教が違うからか」
「はっきり言うとね」
 本当にそこが難しいのです。
「トルコはイスラム教だから」
「欧州にいてもなんだな」
「欧州はキリスト教だからね」
 このことがどうしても絶対十分条件になっています。
「そこをどうにかしないと」
「地理的に欧州でもかい」
「というか全部欧州?」
 トルコの地理的な問題も指摘されました、イスタンブールは確かに欧州にありますが殆どの場所はというのです。


第五千四百六十五話   完


                     2016・3・5
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧