ヘタリア学園
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第五千四百五十八話 大英博物館
第五千四百五十八話 大英博物館
イギリスが誇る大英博物館、世界中から持って来た様々な歴史的なものを観ているとロシアはあることを思い出しました。
「韓国君から文句来たことあったよね」
「自分のとこのコーナーが狭いだの展示物が少ないだのな」
「いつも通りのクレームだね」
「ああ、まあそのことは置いておいてな」
あらためて言うイギリスでした。
「どうだ、ここは」
「確かに凄いね」
「本当に世界中から持って来たからな」
エジプトなりメソポタミアなりからです。
「これ以上はないぜ」
「ギリシアの神殿もあるね」
丸ごとです。
「確かにこれだけのものはないよ」
「思う存分観てくれよ」
「何日かけてもいいよね」
「そこでそう言うのが御前だな」
イギリスもこう言うのでした。
美術館も博物館も気を長くもってそのうえでじっくりと観て回る、これがロシアのやり方なのでこの博物館でもなのでした。
第五千四百五十八話 完
2016・3・1
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