ヘタリア学園
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第五千四百四十二話 二階建てバス
第五千四百四十二話 二階建てバス
ロシアはロンドンを走る二階建ての赤いバスを見てイギリスに言いました。
「あのバスを観るとね」
「霧と一緒で、っていうんだな」
「ロンドンに来たって気がするよね」
「よく言われるな」
実際にと答えるイギリスでした。
「霧とこれはな」
「そうだよね」
「ああ、あのバスはな」
イギリスは走るそのバスを眺めながら優しい笑顔になっています。
「ロンドン市民の誇りっていうかな」
「心のお友達?」
「最近はどの国でもあるけれどな」
二階建てのバス自体はです。
「やっぱりロンドンのバスはこれだよ」
「そうなんだね」
「何時観てもいいな」
「じゃあ二人で乗る?」
「そのつもりで連れて来たんだよ」
見れば二人はバス停にいます、そこに二階建てのバスが来てでした。二人はバスに乗ってロンドン観光を楽しむのでした。
第五千四百四十二話 完
2016・2・22
ページ上へ戻る