| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第五千四百三十話  猫は

第五千四百三十話  猫は
 アメリカの○○○○ーランドに来てです、台湾は思うのでした。
「猫はいないのね」
「いるぞ、アリスのところに」
「それはチシャ猫で」
 ここの専属マスコットではないというのです。
「鼠や家鴨や犬はメジャーでも」
「そう言われるとそうだな」
「日本さんのところは猫がメインだけれど」
 サンリ○のことみたいです。
「アメリカさんも猫好きなのに」
「ここの開園者の人の好みかもな」
「そういえば鼠が第一だから」
「あっ、いるにはいるぞ」
 アメリカはふと思い出しました。
「絵を描くのが好きだぞ」
「あっ、そうだったの」
「そうだ、ちゃんといたぞ」
「けれど鼠がメインなのね」
「そこは外せないぞ」
 ここではです、何しろ通称鼠ランドと言われるだけの場所ですから。どうしても他の生きものはその次になってしまうのです。


第五千四百三十話   完


                        2016・2・16
 
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧