| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第五千三百五十九話  それで自然に

第五千三百五十九話  それで自然に
 連合国の面々はあらためてでした、イギリスのお家にお邪魔しました。そこは十九世紀のイギリスのおお屋敷でした。
 そのお屋敷に入ってです、まずフランスが言いました。
「家の中はいいな」
「いきな引っ掛かる言い方だな」
「いや、ここまで寒かったからな」 
 イギリスに身体に付いている雪を払いながら言うのでした。
「それでしみじみ思ったんだよ」
「まあそれはな」
 イギリスもこれまでのお家への旅路を思い出しました。
「途中雪が振ってな」
「風も強かったしな」
「大変な道のりだったな」
「余計に堪えたぜ」
 ただでさえ寂しい面々ばかりのクリスマスだというのにです。
「だからここまで辿り着けてな」
「しみじみとしたんだな」
「それじゃあ早速だな」
「ああ、もう家の国民には連絡してるからな」
 パーティーの開始だというのです、連合国の面々は何とかイギリスのお家に入ってパーティーを開くことになりました。


第五千三百五十九話   完


                         2016・1・11
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧