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とある異世界の交差物語(クロスオーバー)

作者:鉄龍王
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第34話 死に損ないと夜叉、最凶と出会う

 
前書き
ようやく出来たお話ですがその前に一言…大変申し訳ありませんでしたああああああぁぁぁぁっ!!!(DO・GE・ZA!!)

全然話が纏まらず、オマケに内容もぐだぐだ!それでも苦労して作ったお話です!



それではどうぞ!! 

 




海鳴市の人気のない山中に2人の人影があった。その人影…否、(おとこ)たちは幕末の戦乱を生き抜いた男たちだった。

「ん…痛ぅ……っ!俺は…一体……」

「原田、気が付いたか…」

「不知火!?ここは…俺たち、何でこんな所に…」

「忘れたか?俺たちはあの変なジジイに妙な術をかけられてこの山の中に飛ばされたんだよ」

その男たちは赤髪に腹に一文字の傷跡を持つ槍使い“原田 左之介”、褐色の肌に長髪のボブヘアー、左肩に龍の刺青(タトゥー)を持つ“不知火 匡”。そして…








―――…………ぁぁ………ぁぁ………ぁ……―――








「ん?おい不知火。何か聞こえないか?」

「ああ、聞こえるな…」












―――…………ああぁぁ………あぁぁ………ああぁぁ……―――











「………気のせいか?何か段々声がデカくなってる気がするんだが……」

「ああ、確かにデカくなってるな……」

「と言うより、これ空から聞こえないか?てか不知火、お前さっきから上の空じゃないか?」

「しょうがねぇだろ?ついさっきまで俺達は戦場にいたんだぞ?それがいきなり変なジジィに変な術を掛けられてこんな世界に飛ばされたんだ。やる気なんて今は失せてるんだよ!」

「まぁ、気持ちは分らんでもないが、それより今は目の前の現状を何とかしないか?」

「あ?目の前?」

「正確には、上だよ。う・え!」

「上?」

空に指を刺した左之助に吊れられて空を見上げる不知火。すると













―――…………ああぁぁあぁぁあぁぁ…ぁ…ぁああぁぁ……―――











悲鳴…と言うより絶叫に近い叫びが徐々に、だが確実に大きくなっていた。しかも自分たちに近付いている

「確かにこっちに向かってるみたいだな。つか、何か空からこっちに向かって落ちてないか?」












「あああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁっっ!!!」











「「っ!?」」

2人が上を見上げると目を大きく見開き、絶叫を上げる銀髪(・・)の男だった。






「ちょっ!!そこのおにーさぁぁぁぁぁぁん!!落下してる俺を助けてくださぁぁぁぁぁぁいっ!!」


そんな銀髪の男の助けを求めるセリフを聞いた原田と不知火はアイコンタクトを取り、互いが頷き合った次の瞬間…







避けた!







「ぐぶおおおおおぉぉぉっ!?」






その結果、銀髪の男は受け身も取れずに頭から落下し、還らぬ人になってしまった……












「ってオイ固羅(コラ)ぁっ!!なに勝手に銀さん見殺ししてんの!?なんで俺だけこんな扱い!?なんで俺は空から落っこちたの!?俺なんかした!?銀さんどっかで気に入らないことした!?」



…と、意外にしぶとく生きていた銀髪の男こと坂田(さかた)銀時(ぎんとき)は己の不毛な扱いに怒り天に向かって吠えるが、後ろで見ていた原田と不知火から白い目で見られていた。


そんな銀時をよそに原田と不知火は銀時についてヒソヒソ話し始めた


「なぁ原田、コイツ羅刹だと思うか?」

「いや、確かにコイツ羅刹の特徴の白髪(しらが)と充血したような赤い目してるけど、どう見ても羅刹じゃねぇよ……」

「だよなぁ…」

「おおぃっ!そこのイケメン2人!何 勝手に話し盛り上げてんの!?羅刹だか刹那だか知らないけど、人を可哀そうな病人扱いするのやめてくれる!?」

そんな2人の会話が聞こえたのか、絡む銀時だったが少し落ち着き、2人に声を掛けた

「で?おたく等誰?」

「人に名前を尋ねる時は、まずは自分からじゃねぇか?」

原田の言葉に銀時は確かにと呟き、自己紹介した

「俺ァ坂田銀時。万事屋(よろずや)をやってる侍だ」

「俺は不知火 匡」

「俺は新選組(しんせんぐみ)十番組組長、原田左之助だ」

「…………は?」


原田の自己紹介に銀時は信じられないモノを見るように目を点にした。


「イヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤ!ちょっと待ってくれお兄さん!俺も真選組(しんせんぐみ)と多少の縁があるけど、アンタみたいな男の話は聞いたことないよ!?」

「あ?アンタこそ何言ってんだ?もう一度言うが、俺は新選組の十番組組長、原田左之助だ。今まで京の治安を守ってきた俺達だが、アンタみたいな銀髪の男の話なんて聞いたことないぜ?」

「は?京?何言ってんだ。真選組が活動してんのは江戸だろうが!」

「アンタこそ何言ってんだ!新選組が戦ってきたのは江戸じゃなくて…」

「おい、お二人さん!」

「あ?」

「なんだよ不知火?」


いつまでも続きそうな二人の喧騒に待ったをかけた不知火に疑問を浮かべた二人だったが、その理由(ワケ)をすぐに察した


「ッ!!こりゃ……」

「囲まれてるぜ?」

不知火の呟きと同時に不知火は銃を、銀時は木刀を、原田は槍を構えた。次の瞬間、周囲の雑木林から幾人の人影が現れた。しかしそれは()()ではなかった…



その姿は、額に禍々しい角を生やし、刀や槍、金棒と様々な武器を持った怪物たち。それはまさに現代(いま)の人々が認識している“鬼”そのものだった。

「おいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおい!!なんなのコイツ等!?天人(あまんと)!?」

「アマントだか何だか知らんが、ありゃ本物(マジもん)の鬼だぜ?」

「不知火!テメェだって鬼じゃねえか!コイツ等いったいなんなんだ!?」

「さぁな……ただ、コイツ等俺たちを()る気だぜ?」

まだ状況が掴めない銀時にとっては分からなかったが、目の前の問題に集中することにした

「話はイマイチ見えねぇが、とりあえず目の前のヤツ等をなんとかしなきゃいけねぇんだろ?」

「そういうこった。銀さん、アンタ戦えるかい?」

原田に挑発的な質問を受けた銀時は腰に差していた木刀(あいとう)“洞爺湖”を抜いた



「そっちこそ嘗めんなよ?これでも銀さん、腕に覚えがあるんだぜ?」

「来るぞ!」


「「「「「ぐるうぅぅぁあああああああああああああああぁぁぁぁっっ!!!!!」」」」」


不知火の言葉を合図にしたかのように周囲を囲んでいた鬼たちが一斉に襲い掛かってきた。しかしこれで怯える者はこの場に居なかった。

「おらぁっ!!」

「ぎゃぁっ!!」

原田の槍の一閃は武器を握る鬼の腕を斬り飛ばし……



「ふっ!!」

「ぐぁぁっ!!」

不知火の銃弾は的確に鬼たちの急所を一撃で狙い、沈黙させた




「はいぃぃっ!次ぃぃぃぃぃっ!!!」

「ごあぁぁっ!!」

銀時の木刀はあっと言う間に自分に襲ってくる鬼を次々と殴り飛ばした








それからどれ位の時間が経ったのだろう……原田たちを取り囲んでいた鬼たちは全て蹴散らされ、今この場に生き残っているのは原田と不知火、銀時の3人だけだった。









「ふぅ、ふぅ……やるじゃねえか銀時」

「ハァハァ、そう言う、アンタもな……」

不知火はまだ余裕の態度を出すが原田と銀時はすでに限界に達しているのか息も切れ切れだった。そんな中、原田はいきなり現れては襲ってきた敵に対してどうにも不に落ちなかった。何故突然この山の中に自分たちが居ると分かったのか?何故この鬼たちはいきなり襲ってきたのか?考えれば考えるほど疑問は増える一方で答えは出なかった。

「なぁ不知火、こいつ等一体何なのか分るか?」

原田の疑問に不知火は頭をガシガシかきながら答えを出した

「俺もハッキリと言えネェが、多分コイツ等…『京妖怪』の一派だと思うぜ」

「「京妖怪?」」

初めて聞く単語に原田と銀時は首を傾げた。不知火はああと答え、京妖怪について話した

「俺がガキの頃、オヤジから聞いたことがあるんだ…『鬼の一族の中には掟を嫌い、血を求めて里から抜け出し、ある大妖怪に仕え、京都を中心に、殺戮の限りを尽くした鬼の一団がいる』ってな。多分この鬼共はその兵隊といった所だろ…」

「ちょっと待てよ不知火…その話が本当なら、なんで幕末()の時、その妖怪は姿を現さなかったんだ?新選組(おれたち)が夜の見回りをしても1度もそんな情報は無かったぜ?」

「なんでも300年前の陰陽師が造った特殊な“結界”が妖怪たちを京都に入れないようにしていたらしい…俺達は余程の事が無い限り鬼にならなかったから、京都に入れたんだがな…」

「成程な……」























---ほう…部下共の戻りが遅いから様子を見れば、ずいぶんと懐かしい鬼がいたものだな…---





「「「っ!?」」」

突然不気味な声が響き、3人が振り向くとそこに居たのは黒い着物を身にまとい、髪は白く、顎鬚を生やした初老の男性だった。しかしその瞳は鋭く、目に映る者は全て敵とでもいう様な刃の如き眼差しだった。その眼光に見覚えがあったのか不知火は驚きを隠せなかった


「お、お前は……っ!?」

「久しぶりだな不知火 匡……相変わらず自由奔放に動いてるようだな……」

「おい不知火、あのオッサン……何者だ?」

不知火と初老の男性が知り合いだと察した原田だったが相手が只者じゃない事ぐらいしか分からず、不知火に尋ねた。すると不知火は冷や汗をかきながら目の前の初老の男性の正体を伝えた

「アイツは“鬼童丸”…今俺が話した『京妖怪』の幹部の一人で、千年以上生きていると云われている鬼の大妖怪だ」

「何っ!?」

「だが妙だ…前に俺が会った時はまだ黒髪が混ざっていたけど、あんな白髪じゃなかったぜ…」

「は?そりゃ一体……」

不知火の言葉に原田は信じられないような顔で初老の男性…鬼童丸を見た。原田自身、羅刹や風間や不知火という本物の鬼を見てきたが、千年以上も生きてる鬼なんて簡単には信じられなかった。しかし鬼童丸から発せられる気迫と殺気は羅刹や不知火たちとは比べ物にならないほど凄まじいものだった

「そこの赤髪と銀髪…貴様ら一体何者だ……?」

「何?」

「今の平成の世に陰陽師でもない限り、そんな鋭い眼を持つ者は極少数…それに先ほど貴様らの戦闘を見ていたが、あれは本当の殺し合いを経験した者でなければ出来ぬ動きだった。もう一度聞くぞ。貴様らは一体何者だ?」


鬼童丸の言葉に色々と気になる単語が入っていることに疑問を浮かべる原田だったが、名乗りを上げた

「俺は新選組十番組組長 原田左之介!」

「俺は坂田銀時…万事屋やってる侍だ」

銀時の名はともかく、原田と新選組の名に鬼童丸は強く反応した

「しんせんぐみ?あの“壬生の狼”と呼ばれた新選組か?」

「へぇ…千年も生きてる(アンタ)に知ってもらえるなんて光栄と言えばいいのか?」

「フン。別に新選組(きさまら)の事なんかどうでもいい。ワシ等の目的は今も昔もただ一つ……我が主の復活のみ」


原田の睨みに全く歯牙にかけない鬼童丸の目的の発言に不知火は眉をひそめた


「ん?ちょっとまて鬼童丸!『主の復活』だと?京妖怪(おまえら)の主は羽衣狐じゃなかったのか?」

「フン!それ以上は最重要機密ゆえに話せん。ワシ等は海鳴という街へ行く。どうだ不知火?同じ鬼のよしみだ……協力するならワシが口添えで命の保証はするぞ?」


明らかに原田たちを見下している鬼童丸の態度は不知火にとって気に入らなかった

「はぁ?おい鬼童丸……テメェ一体何様のつもりだ?そんな フザケタ態度でこの俺が(こうべ)を垂れると思ったのか?」


---ガチャッ---


そう言いながら不知火は鬼童丸に銃を向けた。しかし鬼童丸はそれに全く動じなかった

「ほう?不知火…つまりそれは………」

「ああ、答えは否だ!俺はテメェ等の堅苦しい使命だ何だと下らねぇ!!俺は俺のやりたい様にやるだけだ!」

「………そうか」



---キンッ---

鬼童丸は腰に挿していた刀に手を伸ばし、構えた


「同じ鬼のよしみとして命は助けようと思ったが、そちらがそのつもりなら遠慮なく斬らせて貰おうか。我ら“鬼の眷属”の刃を受けることを誉れと思うがいい!」

「ハッ!誰が!!」


---バンバンバン!!!---


「フンッ!」



---キンキンキン!!!---










神速剣戟(しんそくけんげき)…… "梅木"(うめのき)!!







不知火が鬼童丸に向かって弾丸を飛ばすが鬼童丸は難無く銃弾を斬り飛ばした。それを見守っていた原田と銀時も驚きを隠せなかった


「なっ!?」

「おいおいマジかよ!!」

「ふん!この程度……400年前の京で死闘を繰り広げた奴良組の方が脅威だったぞ?」


「奴良組!?」

「え?何?ぬらぐみって?ちょっとお兄さんたち?銀さんにも分かるように説明してよ!アンタ等だけでビックリしてんじゃねーよ!!」

鬼童丸が発した単語に不知火と原田は強く反応した。彼らもまた、奴良組と縁を持つ人間だった。銀時だけは何のことかサッパリ分らなかったが、それに答える者は居なかった。そして鬼童丸は部下もいない状況で刀を構えた


「おいおい鬼童丸。まさかだと思うが、たった1人で俺たちとやり合う気か?」

「確かにワシだけだったらちと骨が折れたが今回は助っ人も居るんでな……」

「あ?そりゃ、しょうけらや狂骨あたりか?」

鬼童丸の助っ人という言葉で不知火が思い出す京妖怪の幹部といえば首に十字架のネックレスをかけていた虫妖怪や顔半分に包帯を巻いていた蛇使いだったが、全く別の答えだった

「いや、ヤツ等とは既に袂を分かった。助っ人は既に山中(ここ)まで来ている」

「ここまで?まさか『志村後ろ』的なネタか?」


銀時が冗談交じりに質問するが、すぐに後悔した。なぜなら……










「バオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォッッ!!!!」









「「「っ!?」」」

はるか後方の森から途轍もない咆哮が鳴り響き、バキバキと大木をへし折る音、凄まじく巨大な足音を響かせながら、銀時たち3人の背筋を震え上がらせた

「な、なぁ……不知火に銀さんよ…何か俺、すげー嫌な予感しか感じねーんだけど……」

「奇遇だな原田……俺も冷や汗が止まらねぇよ……」

「もしかしなくてもコレ、銀さんのせい?」

「「ああ!」」

「おいいいいいぃぃぃぃぃぃっ!!そこはせめて否定してほしかったよ!!」




そうこう言ってるうちに鬼童丸が話していた助っ人とやらが姿を現した。しかしそれは人でなければ鬼でもなかった。


「グルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル………」


それは熊だった。しかしその数は1頭2頭ではなかった。視界に入ってる数だけでも10頭以上が並んでいた。しかもそのリーダーらしき熊は赤いトサカのような(たてがみ)で右目に黒い眼帯を付けていた。何より目立っていたのは赤い甲冑を身に纏い、両手には人間では持てない様な巨大な2本の太刀を握っていたことだ

すると赤いトサカの熊が鬼童丸に話しかけた

「おい鬼童丸。なんだコイツ等?オレ達はあの『ジジィが此処へ転送される』って情報が来たから此処で待ち伏せて仕留める手はずになってたはずだぞ?」

「そう言わないでくれ“赤カブト”。こちらとしても想定外だったのだ」

「想定外?」

「ウム。懐かしい顔馴染みがいたのでな…一度誘ったのだが断られたのでな。今から仕留めるつもりだ」

「そうか…なら鬼童丸。テメェは部下を連れて海鳴に行け」

「なんだと?」

「今海鳴(むこう)に行ってる部下から連絡があってな……『想定外の事態発生。至急応援を求む』ってな、この人間共は俺たちが始末する。お前はさっさと行け」

「だか……」

赤カブトの命令を渋る鬼童丸だったが、それが癪に障ったのか

「さっさと行けって言ってるのが分らねぇのか!?」

「!!わ…分かった。すぐに行く」


そう言って鬼童丸は街の方へ駆け抜けて姿を消した。そんな鬼童丸の姿を見て動揺を禁じ得なかった

「ウソだろ…?あの鬼童丸が羽衣狐以外の言うことを聞くなんて……」

「さて…」

そう言いながら赤いトサカの熊…赤カブトが銀時たちに目を向けた。その視線を受けた銀時は…

「………う!」

突然胸を押さえて倒れるが、どう見ても死んだふりにしか見えなかったため原田が突っ込んだ

「銀さんアンタ一体何やってんだよ!?死んだふり(ソレ)迷信だからね!?」

「え?そうなの?」

「当たり前だ!」

「おい原田!銀時!!いい加減おふざけは終わりだ!」

「「え?」」

そんな銀時と不知火の漫才はすぐに終わった。何故なら…


「バオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォッッ!!!!」

「うぉっ!!」

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!」

赤カブトの無慈悲な一太刀は地面を陥没させるだけでは飽き足らず、周辺の大木を難なく粉微塵に変えた


「テメェ等が何処の誰かなんか興味は無ぇ…邪魔な人間(がいちゅう)は殺すに限る!」

「「「!!?」」」

「野郎共!!遠慮はいらねぇ!思う存分ぶっ殺しちまえ!!!」


「「「「「「「「「「バオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォッッ!!!」」」」」」」」」」


赤カブトの号令を合図に10以上の熊たちが銀時達に向かって一斉に爪と牙を剥いて襲いかかってきた 
 
「ちぃっ!さっき鬼とやり合ったばかりなのによ!」

「なんだよ原田!もうバテたのか?」

「ハッ!馬鹿言え!!まだ行けらぁっ!!!」」

「んじゃ、もうひと暴れすっか…!いくぜ!!」

「バオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォッッ!!!」





こうして人知れずの山中で原田、不知火、銀時の3人と赤カブトが率いる熊たちとの激しい死闘が幕を開けた



 
 

 
後書き
とまぁこんな感じです。次回はリリなのキャラをメインにだす予定です!!

次はもっと早く出して見せます!


それでは! 
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