FAIRY TAIL~水の滅竜魔導士~
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妖精 対 虎 対 人魚 対 蛇姫
前書き
やっと出来たぁ!!
なかなかうまく出来なくてかなり時間かかりました。
・・・ごめんなさいウソです。本当はこの年の瀬に遊びまくってました・・・
「今本当に年末なの?」と心の中で思ってるくらい実感ないです。
皆さんはちゃんと年末っぽく過ごしてるでしょうか?気になるところです。
恐らくこれが今年最後の更新になると思います。本当は年明けした瞬間に更新しようかとも思いましたがそこまで起きてられるかわからないので速攻更新します。
長くなりましたが、今年1年・・・はまだ経ってませんが、ここまで読んでくれた皆さんありがとうございました。来年も是非『FAIRY TAIL~水の滅竜魔導士~』をよろしくお願いします。
シリルが4人での混戦に入ろうとしていた頃、ミネルバの策略によってカグラとの一騎討ちになっていたエルザの戦いは、幕を閉じようとしていた。
「心の整理がまだつかない・・・しかし・・・」
カグラは自分を守ろうとして巨大な岩に足を下敷きにされたエルザの上にある岩を退かす。
カグラは数年前、ゼレフを盲信する教団が彼の復活を行うために作り出そうとしたRシステムを完成させるために各地で行われた子供狩りで逃げ延びた者だった。
しかし、その際に自分の兄と自分を逃がそうとした少女が捕まってしまった。その少女とは今戦いを繰り広げていたエルザだったのだ。そして彼女の兄とは楽園の塔でエルザをその身を呈して守ったシモンという男。カグラはシモンの自由を奪い、さらには殺したジェラールに復讐するために自らの持つ刀“不倶戴天”を鞘に納め封印していた。
だが、そのジェラールを庇うエルザの言葉に我を見失い、その刀を抜いた。エルザはカグラに罪の意識は感じていたが、自分を守るために亡くなっていったたくさんの人の想いを踏みにじるということはできず、不倶戴天を抜刀し、本気となったカグラに向かい合い、見事打ち勝ったのだった。
「この勝負は私の負―――」
グサッ
エルザの強い意思と実力に降参しようとしたカグラ。そんな彼女の体を後ろから・・・それも、彼女の武器である不倶戴天で一刺しする女が現れた。
女は自らが持つ刀をカグラの腹部から引き抜くと、支える力を失ったカグラはふらつき、重力に従い地面へと倒される。
「勝者はエルザ。しかし得点は妾のもの」
カグラを貫いたのは、2人の関係の深いミリアーナを人質に取り、彼女たちに一騎討ちをするように強要した剣咬の虎の魔導士、ミネルバ。
『カグラを倒したのはミネルバ!!剣咬の虎に得点が加算されます!!』
人魚の踵のリーダーを倒したため、5ポイントが追加される剣咬の虎。これによりトータル56ポイントとなり、妖精の尻尾を抜き去り単独首位となる。
ミネルバは用済みとなった刀を投げ捨てると、足を痛めたせいで立ち上がることのできないエルザを見下ろす。
「言ったであろう?王者の戦いを見せてやると。王者はうまいものしか喰わぬ。人魚の頭、羽根をもがれた妖精、とかな。アハハハハハ!!」
「貴様・・・」
あまりの非道な戦法、さらには致命傷となりかねない攻撃行為を行ったミネルバに対しエルザが怒りを露にする。
「次はそなただエルザ。しかしそのケガでは勝負は見えておるが」
「っ・・・」
エルザはカグラとの激戦、さらには彼女の頭上に落ちてきた瓦礫から彼女を守ろうとした際に足を負傷してしまったため、かなりの不利的状況に陥ってしまっているのは間違いない。
「ミリア・・・を・・・」
「!!」
そんなエルザにカグラが何かを話す。
「ミリアーナを・・・頼む・・・」
涙ながらに自分のギルドの仲間であり、エルザの楽園の塔の時の仲間であるミリアーナの救出をお願いするカグラ。
「あぁ」
エルザはそれを聞き、目付きをより一層鋭くさせ、ミネルバとの連戦に臨もうとする。
「ミリアーナ?あの子猫か?」
ミネルバは人質に取っていたミリアーナを自らの空間魔法から解放し、ミリアーナは2人の前に力なく倒れる。
「「!!」」
「こやつもすでに戦闘不能だ。得点を妾に!!」
人魚の踵のサブリーダーのうちの1人であるミリアーナを倒したことにより、剣咬の虎に3ポイントが加算される。
『剣咬の虎にまたポイントが追加されました!!』
『妖精の尻尾との差はさらに広がったカボ』
『7ポイント差・・・これはちと厳しいね』
1位の剣咬の虎は59ポイントになったのに対し、2位の妖精の尻尾はグレイがルーファスを倒して以降なかなかポイントを奪えず52ポイント止まり。
拡がる一方になってきた点差。しかし、エルザはそのことよりも自分の前に投げ捨てられるように解放され、まったく動きもしないミリアーナを心配し彼女を抱える。
「ミリアーナ!!」
「あれ?・・・エル・・・ちゃん・・・?」
ミリアーナは一瞬目を覚ましたかと思ったが、またすぐに目を閉じてしまう。
「しっかりしろ!!ミリアーナ!!・・・!?」
エルザはミリアーナを抱える右手から違和感を覚え、その手を見る。そこには彼女の背中から流れ出たと思われる大量の血が付着していた。
「こ・・・これは・・・」
「待つのも退屈だったのでなぁ。痛め付けて遊んでおったのだ」
「ぐっ・・・」
「良い悲鳴であった」
この瞬間、エルザは完全にキレた。痛む足にムチを打ちミネルバと向かい合うように立ち上がるエルザ。
『これで人魚の踵の選手も残すところあと1人!!そして、その場に残ったのはエルザとミネルバ!!』
『だけどエルザは全身ボロボロだカボ』
『かたやミネルバの方は無傷だね』
『羽根をもがれた妖精に果たして勝ち目はあるのか!?』
ボロボロのエルザと万全の状態のミネルバ。対称的な2人の対決となったこの勝負。妖精女王エルザは果たしてこの極悪非道の女に正義の鉄拳を入れることができるのか?
その頃、この2人から大きく離れたこの場所では、彼女たちの熱戦に負けないほどの戦いが繰り広げられようとしていた。
「フッ。お嬢の奴、ずいぶんと卑劣な行為をしてくれるぜ」
グラシアンは近くにセッティングされている魔水晶ビジョンから聞こえてきた音声を聞き、自分のギルドの魔導士の戦い方を見てそう呟いた。
「カグラさん・・・ミリアーナさん・・・」
ソフィアはその映像を見てしばらく固まったかと思うと、顔をうつ向かせて表情を歪める。
「これは勝負の世界。ああいうやり方もありだとは思う。だけど・・・」
ソフィアはグラシアンの方を向く。その顔は先程のエルザと同等レベルの怒りを感じさせるものだった。
「ソフィアはあんたたちを許さない!!」
その言葉が出たかと思った刹那、ソフィアがシリルとレオンの視界から消えた。
「「「はっ?」」」
いきなりのことに状況を飲み込めなくなる3人。消えたと思われたソフィアはなんと、グラシアンの真っ正面にいつの間にか来ていたのだった。
「死ねぇぇぇぇ!!」
「ぐはっ!!」
目にも止まらぬ速度で放たれた拳はグラシアンの腹部を捉え、近くの建物へと叩きつける。
「消え失せろぉぉ!!」
ソフィアがもう一度彼に接近しようと走り出す。しかし、グラシアンが叩きつけられた場所から何かが光り、
「うっ!!」
目の前に来ていたソフィアの脇腹を切り裂く。
「ぐはっ!!」
「うおっ!!」
ソフィアに攻撃を加えた何かはあまりのソフィアの人の変わりように呆然としていたレオンとシリルにも同じように攻撃を加える。
「飛翔・音速の爪!!」
その何かとはエルザに変身したグラシアンだった。
「こいつ・・・エルザさんにもなれるのか」
シリルは攻撃を受けた右脇腹を左手で押さえながら自分の仲間に変身したグラシアンを見据える。
「アイスメイク・・・・・」
「!!」
そんなシリルは背後から冷気を感じ、急いで体を横へと移動させる。
「スノーライオン!!」
シリルが元いた場所を通過していく氷のライオン。彼を狙ったはずの攻撃は余裕で交わされてしまい、彼が見据えていたエルザに容易く破壊されてしまう。
「ありゃ。てっきりグラシアンさんに意識行ってるからいけると思ったのに」
シリルの方を向きながらそう言うレオン。だが彼は一切悔しがる様子はなく、平然としているようであった。
「やってくれたな!!水竜の・・・」
シリルは頬を膨らまし、レオンに向かって魔法を放つ。
「咆哮!!」
口から出された水はレオンに真っ直ぐに向かって伸びていく。しかし、冷静にその咆哮の軌道を見切ってなのか、頭を抱えてしゃがむと水のブレスはそのわずか数センチほどを通過していく。
「おおっ!!これは・・・」
レオンを通り過ぎたその魔法は彼の数十メートル後ろにいたソフィアにぶつかりそうになる。だが・・・
「大チャン~ス!!」
ソフィアは回避するような行動は一切せず、一瞬笑みを浮かべると右手を振るいシリルの水を放った彼とは別の方向に跳ね返す。
その先にいたのはエルザ。彼は自分の元へと軌道修正されたそれを見ると、本物さながらの換装をしてみせる。
「換装!!金剛の鎧!!」
自分の背丈ほどの高さを持つ2つの盾を合わせ、放たれた時よりも威力を増して向かってきた水を受け止めるエルザ。本物のエルザがカグラと対戦した時は簡単に打ち砕かれてしまったその鎧は、シリルのブレスとソフィアの返し魔法を合わせた攻撃を多少押されながらも止めてみせた。
「フッ。その程度・・・」
エルザは2つの盾を離して顔を見せる。しかしその目の前には黒い氷によって作られた数羽の鷹が迫ってきていた。
「なっ・・・」
急いで盾を合わせようとするエルザ。しかしそれよりも早く鷹たちは彼の体に突進する。
「ぐはっ!!」
高い強度を誇る金剛の鎧。だがこの鷹たちはそれを突き破るほどに高い力を秘めていたようで、グラシアンは地面に倒れ、その反動でイルズィオーンが解けてしまう。
「アイスメイク・・・・・」
彼の真上にジャンプし、両手を合わせて追撃を試みようとするレオン。
「水竜の・・・鉤爪!!」
「くっ!!」
宙に浮いており無防備な体勢になっていた彼にシリルは蹴りを放ち地面に叩きつける。しかしそれにより今度はシリルが無防備な姿になってしまった。
「幻竜の・・・咆哮!!」
地上から迫り来る三大竜のブレス。シリルは両腕を体の前で交差させ、その攻撃から受けるダメージをいくらか軽減しようとする。
「きゃああああ!!」
だが悲鳴が聞こえたのはそんな彼からではなく、地上にいるはずの銀髪の少女からだった。
そしてさらにはシリルに向かってきていたはずのブレスが彼の体をすり抜ける、一切のダメージも与えることなく。
「え?」
一瞬どういうことなのか理解できなくなりそうだったが彼はすぐに頭を回転させて状況を把握した。
グラシアンは一昨日のトリプルバトルの際に利用していた幻覚での攻撃を用いてどんな魔法でも跳ね返してしまうソフィアを最初に片付けようとしたのだった。
「むぅ~!!剣咬の虎やっぱ汚い!!」
「「やっぱ」ってなんだよ!!」
彼の思惑通りソフィアにブレスは命中した。しかしそれは彼女を戦闘不能にするまでには至らず、逆にソフィアの闘争本能に火をつける結果となってしまった。
「イルズィオーン・・・」
グラシアンは次なる攻撃を行うために変化を開始する。それは頭に水泳キャップのような帽子を被り、顔をバンダナで覆い隠した5本の杖を背負う黒ずくめの男。
「流星!!」
ミストガンは大地を蹴りソフィアに流星のような速度で動く魔法での急接近を試みる
「イメージ!!」
「どはっ」
彼が地面を蹴ろうとした瞬間、彼のズボンが突然Tシャツに変化し、脚の自由が奪われてしまったミストガンは無様に転けるしかなかった。
「アハハハハハ!!日頃の行いだよ!!日頃の!!」
「くっそ・・・」
お腹を抱えながら指を指し、転んでいるグラシアンを大笑いするソフィア。笑われてしまった彼は恥ずかしさとバカにされた怒りで顔を赤くさせ、さらなる変化を開始する。
「ネ拘束チューブ!!たくさん!!」
ネコのような顔立ちをした女性、ミリアーナになったグラシアンはトリプルバトルて見せたチューブを大量に繰り出す魔法でソフィアを拘束しようとする。
「え・・・ちょっ・・・全部は無理!!」
正面なら向かってきたチューブは何本か弾くことができたがすべてに対応することはできず、手足を縛られ身動きが取れなくなるソフィア。
「よーし!!じゃあここから・・・」
「隙ありすぎ!!」
捕まえたソフィアを攻め立てようとしたミリアーナ。そんな彼の背後からレオンが脳天を突くようなチョップをお見舞いする。
「どはっ!!」
倒れるほどではないが相当に痛かったらしく、頭を押さえてうずくまるミリアーナ。彼がそんなことをしているうちに捕らわれているソフィアに別の者が攻撃する。
「さっきの分の仕返し!!」
両手首をヘソの前で合わせ、ソフィアに照準を絞るシリル。
「え・・・今ソフィア魔法使えないんだけど・・・」
ミリアーナのネ拘束チューブは捕まえている者の魔法を使用できなくすることができる。つまり今のソフィアはシリルのこの魔法を跳ね返すことができない。
つい先日修得したばかりの魔法。その威力は三大竜全員が一丸となって放った魔法を押し返すほどの威力を持っている。
「雲竜水!!」
滅竜奥義ではないがそれに匹敵する破壊力を秘めた超魔法。シリルの手から放たれたそれがチューブに拘束されていたソフィアを一瞬で飲み込んだ。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
クロッカスの街全体に響いていると思わせるほどの大きな悲鳴。その悲鳴が中から聞こえる水の波動は建物を数軒破壊していた。
『これは決まったぁ!!妖精の尻尾のシリルたん!!自身に辱しめをさせたソフィアを粉砕したのか!?』
「うるさい!!」
自分を“たん”付けで呼ぶことと変な服に変えさせた嫌な記憶を思い出させるチャパティに怒るシリル。その表情も可愛らしいとか言われていたのは内緒の話である。
「しまった!!俺の3ポイントが!!」
頭にチョップを受けてうずくまっていたグラシアンはイルズィオーンを解除しており、元の姿で倒されたと思われるソフィアの方を見て悔しそうに表情を歪ませる。
「いいとこ取りしてすみません。でも、こっちも同じことされてるんで」
「チッ」
本来ならエルザに入るはずだったカグラのポイント。それを結局は後から現れたミネルバがかっさらっていったのである。しかもその時はすでにカグラはエルザに対して自身の負けを認めていたところを襲った。むしろ頭を押さえている間にトドメを刺されなかっただけありがたいとグラシアンは考えることにしたようだった。
「だったらここからお前ら2人倒してポイントを・・・」
グラシアンはそこまで言ってからあることに気づく。それは彼の後ろにいたレオンも、シリルもすぐに気付いた。
ソフィアの魔法によって変えられたシリルの服が元に戻っていないのである。通常魔法は術者が倒されれば自然にその効力を失い解けてしまう。なのにシリルの服にかけられた魔法はいまだに解けていない。
「まさか!!」
あり得ないと思いながらも自分の目で確かめなければならないと悟ったシリルは後ろを振り返る。すると彼は振り向いたと同時に押し倒されてしまう。
「シリルちゃん今度こそゲーット!!」
ほとんど傷を負っていないソフィアによって。
『なーーーっ!!無事だぁ!!人魚の踵ソフィア!!4日目に三大竜を一撃で沈めたシリルたんの魔法を受けても平然としている!!』
『見た目によらずタフだね、あの子』
『ど・・・どうなっているんだカボ?』
あれほどの魔法を受けたにも関わらず倒されるどころかすぐに目の前の標的を押し倒すという本能的な行動に出ることができたソフィア。シリルはその魔の手から逃れようと手足をバタバタとさせているがソフィアがガッチリと押さえているため逃げることができない。
「な・・・あれ喰らってなんでそんなピンピンしてるの?」
シリルが疑問に思ったことをソフィアに向かって問う。その質問に対してソフィアは頭を指さしながら答える。
「どこか動かせる部位ないかな?って思ったらあったの。頭が」
「えぇ!?」
てっきり頭を指さすから何かしらの名案が浮かんだとでも言うのかと思ったらその予想を遥かに裏切る解答が返ってきた。
「魔力を集中させると頭でも返せるみたいだよ。全部は無理だったけど」
シリルの方へは一切魔法は跳ね返ってきていない。おそらくソフィアの周辺だけ魔法を回避する程度にしか効果が発揮できなかったのだろう。だが彼女があの魔法から生還するにはそれで十分だった。
「まだ早いけどお楽しみタイム突入かな?」
「ちょっ!!マジで勘弁して!!」
さらに大暴れしてソフィアからなんとか逃げようとするシリル。そんな彼の想いが通じたのかはわからないが、救世主が現れた。
「アイスメイク・・・・・吹雪!!」
「「「わぁぁぁぁ!!」」」
レオンの手から打ち出された黒い吹雪が一直線上にいた3人を吹き飛ばす。3人はそれぞれ別々の場所に飛ばされたが、着地するのに問題はなかったようですぐにバランスを整える。
「俺らを忘れるなよ。隙だらけだぞ」
冷静な表情でそう言うレオン。シリルは彼の魔法によりソフィアから距離を置くことができ内心すごい感謝をしていた。
「むぅ・・・やっぱりレオンたちを真っ先に倒さないとシリルちゃんにはたどり着けないか」
「お前・・・セイバーに対する怒りはもう治まったのか?」
ギルドの仲間を痛め付けた剣咬の虎の一員であるグラシアンを狙い打とうとしていたソフィア。しかし、やはりというべきかセクハラしたい気持ちが上回ってしまっており、そんなことは頭からとんと抜けていた。
レオンの一撃により再び最初と同じような、全員がうかがえる場所に散った4人。彼らの戦いはさらに白熱の展開へと移行していった。
後書き
いかがだったでしょうか?
予定よりも4人の戦いが白熱している・・・気がする。
本当はこの1話で次の展開に移っていくはずだったのに・・・
そんなこんなで次も4人での戦いです。
次回もよろしくお願いします。
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