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ロックマンX~5つの希望~

作者:setuna
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Another32 戦い

 
前書き
デッドコピー戦 

 
リベリオン幹部のデッドコピーとゼロ達の戦いが始まった。

マッシモ「行くぞ!!」

ホーンド「グオオオオッ!!!!」

マッシモとホーンドが同時に動き出し、ぶつかり合うと力比べを始める。

マッシモ「ぐ…おおおおっ!!!!」

ホーンド「グオアアアアッ!!!!」

しばらくは拮抗していたが、徐々にマッシモが押し始めた。

マッシモ「パワー全開!!どおりゃあああああっ!!!!」

腕に全パワーを回し、ホーンドの巨体を投げ飛ばす。

ホーンド「グオッ!!?」

マッシモ「どうだシルバー・ホーンドの偽物!!お前のオリジナル譲りのパワーも今の俺からすればこんなもんだ!!」

デッドコピーとは言え、以前は怒りでマッシモのパワーが上がっていた状態でハイパーモードを使うほどのパワーを誇ったホーンドを通常状態で投げ飛ばした今のマッシモはホーンドの実力を上回っていた。

ホーンド「グオオオオッ!!」

前屈みになり、頭部の砲門をマッシモに向け、アビスプレッシャーの発射準備に入るホーンド。
しかし、アビスプレッシャーの弱点を知っているマッシモは発射寸前に跳躍してホーンドのがら空きとなっている背中にランサーによる一撃を喰らわせる。

マッシモ「感情も何もないデッドコピーのせいかもしれんな。オリジナルと同じミスをするとは、お前に対しては手加減など必要ない。とどめだシルバー・ホーンド!!全リミッター解除!!」

翼に今までとは比較にならないエネルギーが収束されていく。

マッシモ「ベルセルクチャージ!!発射!!!!」

全リミッターを解除したベルセルクチャージの一撃がシルバー・ホーンドのデッドコピーを粉砕した。

マッシモ「鋼鉄のマッシモを相手にするにはパワーが足りん!!」

シルバー・ホーンドのデッドコピーに勝利したマッシモはランサーを天に掲げながら叫んだ。









































そしてマリノとシナモンもマッドノーチラスの攻撃を懸命に防いでいた。

マリノ「(隔壁を閉じている間、こいつには一切の攻撃が通用しない。隔壁が開かれるまでこいつの耐えきらないと話にならない)」

シナモン「マリノさん!!」

マリノ「シナモン、こいつに飛びっきりの一撃をかますから、回復頼むよ!!」

シナモン「はい!!エンジェリックエイド!!」

シナモンを庇いながら戦っているマリノをエンジェリックエイドで回復する。
マッドノーチラスのデッドコピーの戦闘力自体はオリジナルと同じだが、知性を省き、単純に姿と性能だけを再現したためか、単純な攻撃しかしない。
故にオリジナルなら常に気をつけていた弱点の露出も平気でする。

サイケ「ヒャ~ッハッハッハッ!!!!」

マリノ「チャ~ンス!!ハイパーモード・クイックシルバー!!リベンジハリセン!!!!」

今までのマッドノーチラスから受けた全てのダメージを一撃の攻撃力に変換するリベンジハリセンの一撃はマッドノーチラスの隔壁を吹き飛ばした。

マリノ「もうハイパーモードを使わなくても充分!!ミラージュダイブ!!」

シナモン「バイタルスクラッチ!!」

ハイパーモードを解除したマリノとシナモンが弱点が露出したマッドノーチラスを攻撃する間を与えないように攻撃していく。

サイケ「ワ、私ノ最高傑作ガ…」

感情のない声で呟くと、マッドノーチラスは爆散した。

シナモン「やった~!!」

マリノ「ざまあみな!!デッドコピー野郎!!」

互いに満面の笑みを浮かべながらハイタッチするマリノとシナモン。









































そしてマッハ・ジェントラーのデッドコピーと戦っているアクセル。

アクセル「丁度良いね、あのコピーを試すのには絶好の相手だよ!!変身、ナインテイルズ!!」

アクセルが変身したのはグレイブ遺跡基地でゼロ達が死闘の末に倒したナインテイルズである。

アクセル「さあて、掛かってきなよ」

ジェントラー「フハハハハハハッ!!!!」

高笑いしながら迫るジェントラーにアクセルは拳を握り締める。

アクセル「滅殺豪昇龍!!!!」

昇龍拳を連発する滅殺豪昇龍をジェントラーに叩き込み、壁に叩き付ける。

アクセル「あらら、加減を間違えたかな?」

あまりにも呆気なく吹き飛ばされたジェントラーを見て、アクセルは拳を見つめながら呟いた。

ジェントラー「ゲヘナフレイム!!!!」

アクセル「阿修羅閃空!!!!」

ジェントラーの火炎をかわし、そのまま接近すると、ナインテイルズの尾をジェントラーに突き刺す。

アクセル「穿弓尾!!!!」

そのままジェントラーのエネルギーを吸収、自身の物に変換すると拳打を数発叩き込む。

アクセル「喰らえ!!砕九!!!!」

ナインテイルズの必殺技である砕九を叩き込み、ジェントラーを粉砕した。

アクセル「使えるな…このレプリロイドの能力。」

ナインテイルズの能力の高さを再確認したアクセルは拳を握り締めた。









































そしてゼロもシャドウのデッドコピーを相手にしていた。

シャドウ「フハハハハハハッ!!!!」

背部のキャノン砲から重力弾を放つが、ゼロは跳躍してかわし、ダブルチャージショットを放つ。
シャドウのデッドコピーはそれをかわすが、ゼロが加速器を吹かしてゼロナックルのエネルギーをセイバーに回し、チャージセイバーを叩き込んだ。

シャドウ「エネルギー解放!!!!」

すぐさま起き上がったシャドウの全身から光が迸る。
エネルギーを一気に解放し、全てのエネルギーを攻撃に回すつもりだ。

ゼロ「所詮はデッドコピーか…メカニロイドとてんで変わらんな…シャドウ、お前は確か超フォースメタルの力欲しさにハンターを裏切ったんだったな?真の力を見せてやる!!ハイパーモード・アルティメットフォーム!!!!」

セイバーがより強烈な光を放ち、ゼロの身体が光り輝くと、アーマーがワインレッドを基調とした物となり、髪も白がかかった金色に変化していた。

シャドウ「!!?」

ゼロ「トリプルチャージ!!!!」

チャージ無しでダブルチャージショットとチャージセイバーを繰り出したゼロ。
アルティメットフォームはエネルギーの消耗は群を抜いて凄まじいが、プロトフォームを除いた全フォームの長所を併せ持った形態であり、エネルギーチャージが不要という驚異的な性能を誇る。

シャドウ「グアッ!!?」

ゼロ「リコイルロッド!!!!」

リコイルロッドのダブルチャージアタックを喰らわせ、吹き飛ばすとカゲロウを発動した。

ゼロ「乱れ斬り!!!!」

セイバーによる乱れ斬りをシャドウに見舞い、空中回転斬りを喰らわせる。

シャドウ「グオアアアアッ!!!!?」

ゼロ「俺の全力をこの一撃に込める!!チャージセイバー!!!!」

チャージセイバーによる一撃でシャドウを一刀両断する。

シャドウ「グ…ッ、クソオオオオオッ!!!!」

絶叫しながらシャドウのデッドコピーは爆散した。

ゼロ「雑魚が…」

吐き捨てながら、ゼロはセイバーをバックパックに戻し、ハイパーモードを解除した。








































そしてルインはエンシェンタスのデッドコピーと互角の勝負を演じていた。

エンシェンタス「阿修羅ナックル!!!!」

ルイン「くっ!!」

エンシェンタスの誘導エネルギー弾を防御する。
やはりエンシェンタスは他のリベリオン幹部より頭一つ抜けている。

エンシェンタス「ワァッハッハッハ!!!!」

高笑いしながら属性を切り替えるエンシェンタスに歯軋りしながらルインはハイパーモードを発動した。

ルイン「ハイパーモード・OXアーマー!!」

真紅のアーマーを身に纏い、専用エナジーセイバーであるアルティメットセイバーを引き抜く。

エンシェンタス「灼熱ノ火炎!!!!」

ルイン「アースクラッシュ!!!!」

エンシェンタスの放った火炎をアースクラッシュの衝撃波で受け流すとセイバーによる衝撃波を放つ空中回転斬りを繰り出す。

ルイン「アークブレード!!!!」

至近距離から繰り出したのもあり、殆どの衝撃波をまともに喰らうエンシェンタス。
しかし痛覚がないために即座に起き上がる。

ルイン「(あいつを倒すには一撃で仕留めるしかない。私の技でそれが出来そうなのはダブルアースクラッシュか裂光覇…ダブルアースクラッシュは反動が凄まじいからやっぱり裂光覇だね)」

左のΩナックルにエネルギーをチャージしながらセイバーを構えた。

エンシェンタス「裁キノ雷!!!!」

ルイン「っ!!」

ルインに向けて降り注ぐ雷を何とかかわし、ダッシュで距離を詰めるとセイバーに炎を纏わせる。

ルイン「龍炎刃!!!!」

エンシェンタス「グオアアアアッ!!!!?」

弱点属性の技を喰らい、吹き飛ぶエンシェンタス。
そしてΩナックルのエネルギーチャージが完了した。

ルイン「これで終わりだ!!裂光覇!!!!」

拳を地面に叩きつけ、エンシェンタスを天から降り注ぐ光が貫いていく。

エンシェンタス「バ…カ…ナ…」

感情のない声で呟くと、エンシェンタスのデッドコピーは爆散した。

ルイン「もう二度と蘇らないでよね…」

ルインはハイパーモードを解除して、通常状態に戻りながら言うのだった。








































そして最後に、ボロックのデッドコピーと戦っていたルナはバレットを連射するが、ボロックの歌で相殺されてしまう。

ルナ「こんな奴に時間はかけられねえ…一気に行かせて貰うぜ!!ハイパーモード・グラキエス!!」

グラキエスに変身すると、ハルバードを構える。
ボロックは炎属性であるためにグラキエスの氷属性は非常に有効だ。

ルナ「フリージングドラゴン!!!!」

氷龍を繰り出し、ボロックに放つが、ボロックは歌による衝撃波で相殺した。

ルナ「本命はこっちだ!!ホーミングショット…コネクションレーザー!!!!」

すぐさまハイパーモードを解除し、Qビットとボロックと背部の音叉をロックオンし、コネクションレーザーを放つ。
ボロックの厄介なところは、音による内部破壊。
Qビットと音叉さえ破壊してしまえばボロックの戦闘力は大幅にダウンする。

ルナ「ハイパーモード・グラキエス!!こいつでとどめ!!」

ハルバードでボロックの胴体を貫くと、貫かれた箇所から徐々に凍結していき、最後には完全に凍結した。

ルナ「弾けろ」

ハルバードに力を入れると凍結したボロックが粉々になる。
こうしてリベリオン幹部のデッドコピーは全滅した。 
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