『魔法の薬』

作者：零那

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『違法薬物』

違法なｸｽﾘ､其れは数多く在る。
色や形もバラバラ。

でも､最終的に精神異常になってしまい､躰もボロボロになるのは同じなんじゃないかな。

麻薬は､精神的依存が強い。
錯乱状態になる。
脳や神経系を壊す。
腎障害､肝障害､記憶障害なども。

大麻は､触覚､聴覚､味覚が過敏になる。
思考が分裂する。
感情が不安定になる。
鳥などに変身する錯覚に陥る。
精神錯乱状態に陥る。

覚醒剤は､ｸｽﾘが切れると脱力感と疲労感。
其の不快感から逃れる為に､また繰り返す。
そのうち幻覚や妄想など現われる。
錯乱状態に陥る。
中には急性中毒で死ぬ事も。

躰や神経に良いことはﾋﾄﾂも無い。
むしろ悪いことだらけ。
そう解っていても､手を出す人間が多いのは何故だろう...

社会に問題が在るのか。
自分自身に問題が在るのか。
どうとも言い難い現代社会。

現実逃避をするのは､自分１人だけの問題じゃ無い。
様々な人間関係が複雑に絡み合って､逃げきれなくなってる。

便利なものが不便になってく社会。
ﾈｯﾄ社会に苦しめられる人達。
色んな人が色んな不満を抱え､壁にぶつかっては追い詰められ､逃げ場が無くなってく。

でもｸｽﾘは逃げ場じゃ無い。

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