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『魔法の薬』

作者:零那
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『ヘロイン』



暫くしてヘロインの存在を知った。
覚醒剤などに効果が薄い少女でも、ヘロインなら完璧に効果抜群だと。

少女は、男にヘロインを頼んだ。
男は『ぎょっ』って感じの顔で身を捩り若干引いた。

『おまえヘロインはヤメとけって。13歳でヘロインとか死ぬ気?』

『え、死ねる薬なん?ほな尚更欲しいって!無理なら無理じゃない人教えてやぁ』

『死ぬにしたって、死に方もあるだろ!ヘロインなんかホンマやめてくれって話』

『そんなにすごいん?』

『ホンマやめてくれ...』

『...解った...』


ヘロインは、けしが原料の薬物。
けしからあへんを採取。
あへんから抽出したモルヒネを精製して作る。

純粋なヘロインは白い粉。
純度が低いと灰色等。

神経を抑制する作用がある。
乱用すると強い陶酔感。
快感が忘れられず乱用を繰り返す。

強い精神的依存に陥る。

更に、強い身体的依存に至る。

摂取出来ないと筋肉の激痛。
骨が飛散するかと思うほどの痛み。
悪寒、嘔吐、失神...激しい禁断症状。

あまりにも苦しく、精神異常を起こす事も。

大量に摂取すると、呼吸困難、昏睡の後、死に至る。

ヘロインは、心身への影響が非常に強い。

※医学的使用も一切禁止されている大変危険な薬物。


 
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