千剣士と竜使い
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十一話、ハンドレッドビュー
前書き
リュウ、シリカ「其ではどうぞ!」
「現実世界に戻る為には協力しないといけないのに…そんなことでプレイヤーを殺すなんて許せないわ!」
「ホントです!!」
その後、リュウとキリトによる用語説明コーナーが唐突に開始され、憤慨するシリカとアスナの二人に教えていた二人はダウンしていた
「お疲れさまだナ」
「あーアルゴまだいたのか…ってか、いたなら手伝えよ!」
「そうですよ!なに一人でくつろいでるんですか!」
そう言って怒るキリトとリュウ
「まあまあ。今度情報一つタダにしてやるから落ち着ケ」
「……次はないですよ?」
「……」コクコクコク!!!!!
リュウがそう言ってにっこり笑うとアルゴが震えだした
余程怖かったのだろうか……?
「?アルゴさんなんで震えてるの?」
「大丈夫ですか?」
「な、何でもないぜアーちゃん、シーちゃん」
アスナとシリカの声にアルゴは震えながら応えるが……
「…今回だけだよ?」
「はい」
リュウの止めに涙目になるのだった
「…?あ、そうだ。ギルド作るんだよね?なら名前決めちゃおうよ」
「そうですね」
「そうだナ。1週間後の攻略会議までには情報を広めておきたいからナ」
「名前かぁ…」
そう言って考える皆……
そんな中、キリトがある名前を提案する
「ハンドレッドビュー(hundred view)……何てどうだ?」
「?百の眺め?」
「あぁ、俺の師匠……つまりリュウの兄の友達が入っているギルドがそういう名前なんだ……名前の由来は"妖精に尻尾はあるのか 無いのか?永遠の謎、故に永遠の冒険"……って意味らしい……」
「あぁ……成る程ね、"百層目からこの世界はどう見える? 其を知るために我らは昇る"って意味を込めたのか……」
「そ、正解」
リュウの言葉にキリトはそう肯定する
「「「(意味を理解できるリュウって一体……)」」」
ドン引きしている女性陣達を無視しながら……
●○●○
「他に意見はない?」
「俺はもうない」
「私も、別にこれといった意見はないかな」
「私もです」
「よし!なら俺達のギルド名は『ハンドレッドビュー』だ。皆、これからもよろしくな」
そう言ってキリトは締めくくるが……
「これからもよろしく!……"団長"!」
リュウの言葉に固まるキリト
「あ、キリト君が団長やるんだ。よろしくね。団長」
「宜しくお願いします、キリト団長♪」
「は?ちょっと待て、俺は団長なんてやらな「ヤレヤ」脅しても断る!」
リュウの脅しに耐えてまで拒否するキリト
「あれ? でも名前考えたのキー坊何だからキー坊がやるべきだと思うゾ?」
ここでアルゴも参戦、キリトが不利になる
「いや、そうかもしれないけど……あーもうわかったよ。やればいいんだろ、やれば」
とうとう折れるキリト、人間諦めが肝心である
「ところでアルゴ」
「ン?なんだキー坊」
「今日はボス攻略会議に関する情報を貰えるんじゃなかったか?」
「ああ。そういえばそうだったナ」
キリトの言葉に思い出すアルゴ
「とりあえず、今持ってる情報は全部教えてやル」
「珍しく太っ腹だな」
「頼みが頼みだったしナ。それに大した情報も持ってなイ」
「まあ、聞かせてくれ」
「まず、オレッチがマップデータを渡した相手、つまり今回の攻略会議のまとめ役の名前はディアベル。確証はないガ、おそらくβテスターだナ。情報をあつめた限りでは悪評もないし、コイツを慕うプレイヤーもそこそこいるらしイ」
「実力があって統率力もあるならいう事なしだな。…それで?わざわざ情報を持ってきたんだ。それだけじゃないんだろ?」
そう聞くキリト
「あぁ、そのディアベル氏からの依頼でナ……リュー坊の『ブラットチェイン』を売ってほしいそうダ」
「……俺の? ディアベルさんって人、鎖使いなのか?」
「いや、剣と盾だゾ?」
「じゃあやらん、大方キリトにも『アニールブレード』を買おうとしてるんだろ?どうしても欲しいなら"鼠通さねぇで自分自身が顔出すのが筋ってもんだろうが?あぁん?"って伝えておけ」
「わ、わかった……」
ーリュウ(君)、意外と過激な性格?
そう思ったアスナとシリカの二人だった……
その後、アルゴが帰っていき、会議までの一週間の予定を話し合い、眠る皆だった……
後書き
作者「あかん、この作品のネタが無い……其では感想待ってます!」
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