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その手で引き金を引け!!

作者:櫻木可憐
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第五章 黒トリガー
  第三話 干渉者

「へー、原作まで来たんだ~
楽しい?」

夢・・・またか。

「だ・か・ら!!
あんた誰!?」

「・・・さあ?夢の中で見るものみたいなやつ。
過去、未来、想像、意思・・・さあ、なーんだ。」

「・・・なるほど。答えは映す鏡。
私自身と言いたいの?くだらな・・・
なんか三流みたい」

「単純な映す鏡じゃつまらない。
もーと、複雑で残酷でなきゃ。」

複雑?残酷?
私としてはあまり嬉しくない。
残酷なんて人によって違うじゃない。

「頑張ってね。これから先。
菊地原くんは代わりにはなれない」

「知ってるよ。何を頑張って・・・って」

「黒トリガーだよ。君が干渉して話は変わり始めてる。
いや、彼らのせいか。
さあ見せてよ・・・また、あんな終わり方を見せるの?」

また?
終わりなんてまだ一度も・・・

~~~~

「はいはい、こちら実力派エリート・・・
あ、風間さん?」

迅は予想が外れ、ちょっと残念。
当たってばかりではつまらないが。

「・・・如月ちゃんね。
大丈夫とは言い切れませんが。
如月ちゃんを監視する近界民がいるみたいで、そいつ次第ですね。」

そいつの未来がわからないから、今後が読めない。
わかったどころで、干渉できなければ意味ないが。

「そうですね・・・
この世界に送り込んできた連中なんだろうな~
『風刃』じゃあ倒せないけど・・・」

でも大丈夫。黒トリガー使いが来るから。

「風間さんは今まで通り監視をお願いします」

今まで通り・・・
今までのが監視なのか怪しいが。

~~~~

私は好奇心には負けるらしい。
元々、好奇心に勝てる人間はいない。
ガキのとき、好奇心に勝てたか?
いや、負けてる。

「黒トリ?黒トリが玉狛に?
それを倒す任務が風間隊に?私、やりたい」

「あのね、遊びじゃないんだけど」

はぁ!?いくよ、いくよ!!
菊地原のパーフェクト首ちょんぱ!!
見たい♪

「風間さん、いいですよね!?
てか、行きます」

「いつもの任務にもそこまで積極的なら良かったがな」

・・・それ、言わないでよ。泣けるわ。 
 

 
後書き
・・・つくづく思うが、主人公がやりたい放題だと、うまく動かない。
第一に霊力者設定をなぜつけたのか。
読んでるとだんだんド素人の自己満足にしか見えない。まあそうなのだが。
しかも腐女子。小荒井×奥寺話でたらいいな。
(太一はアカン。破壊力がイオナズンだから)
あ、主人公は射手です。
一応なんでも出来ますが、銃型は持たない人らしい。
それにしてもこの手の文は苦手だな、書くにも、読むにも。
 
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