『SEX依存症』
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『治療』
SEX依存症の女の子は意外と多い。
家庭環境から来るものだったり、恋人からの裏切りだったり...理由はそれぞれだけど。
自分のカラダをぞんざいに扱うことでしか自分の存在を確かめれない。
私にはそんな時期が在った。
生きた心地のしない毎日で、生きてると感じるのは『苦痛』や『体の痛み』が生じたとき。
だから敢えてカラダを許す。
痛いと感じ、苦痛と感じれば生きてると思った。
其れが救いになるときも、其れが更なる苦痛となるときも...
でも、イタミだけじゃない。
痛みだけなら自傷行為でも充分だった。
一瞬の幻想の愛を求めた。
安らぎを求めた。
温もりを求めた。
必要とされている実感が欲しかった。
衝動性の強かった私は、喧嘩や自傷行為、薬物や売春も、欠陥した部分を補う為の行為にしか過ぎなかった。
いつ死んでも良いと思うのに、生きてる実感を求める矛盾さに気付いたとき、どうしようもなく自分が愚かな存在だと解る。
家庭環境の問題がSEX依存症を生む原因だというのが多大だろう。
愛を与えて貰えなかった子。
逆に過保護に愛を受けた子。
虐待やレイプの被害を受けた子。
SEX依存症は精神疾患。
皆が思うより治療は困難。
他人に打ち明けられなくて悩んでる女の子も多い筈。
男性でも、彼女や奥さんに理解されず否定されたり、離婚したり、犯罪に走ったり...。
性的な悩み、障害は、特に他人には理解されにくいだろうと思う。
性的なホルモンが異常に多くなってる人もいるらしい。
理解を得るにも知識がなければならない。
なかなか難しいだろう。
SEX依存症に限らず精神疾患は理解されにくい。
治療できる環境なら、勇気を出して専門施設に行くことを勧めたい。
自分自身が、この先の人生で後悔しない為に...
コレ以上、自分自身の傷を増やさない為に...
今迄以上に、幸せを感じれる日々を過ごせる為に...
今更綺麗事なんか言いたくはないけれど、自分のせいじゃなく、誰かからの被害を受けて生まれたSEX依存症に、一生苦しめられるのは悲しい。
そんなこと在ってはいけない...
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