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『SEX依存症』

作者:零那
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『人肌』



街で男数人に絡まれてるとこを助けてくれた人が悪く、援助交際や美人局をするようになった。

お金はその人達が貰っていた。
その代わり、養父から御飯を与えて貰ってなかった私は、その人達に、おにぎりやパンを与えて貰っていた。

此の汚い肉の塊がお金に成る?
其れがおかしくておかしくて...

でも、私が出逢ったお客さん達は、優しく扱ってくれた。
それこそ壊れ物を触るように恐る恐る...
何故だろう...
抱きしめられた瞬間に涙が出たんだ。

あまりにも温かくて...
人の肌が、体温が、こんなに安心するものなんだと知らなかったから...


 
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