ヘタリア学園
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第五千百九十四話 とりあえずお祓いを
第五千百九十四話 とりあえずお祓いを
阪神の歴史を勉強し終えて難しいお顔になってしまった連合国の面々にです、大阪はあらためて言いました。
「ほなお礼は弾みますさかい」
「ああ、お祓いな」
「俺達全員でな」
「お願い出来ますか?たこ焼きにお好み焼きにおうどんに名物カレーに北極のアイスキャンデーに蓬莱の豚まんに金龍ラーメンに何でもご馳走しますさかい」
「まあそれはお祓いしてからな」
「その時にな」
イギリスとフランスはかなり暗いお顔になっています、そのうえでの返事です。
「祓えなかったらいいさ」
「その時はな」
「あれっ、皆さんそこで是非って言いません?」
連合国ならと言う大阪でした。
「わて並にそこはシビアなんで」
「確実に出来る相手ならそう言うさ」
「けれど相手が相手だろ」
「これは出来てからな」
「言わせてもらうぜ」
見れば他の三人も二人と同じ表情でした、お祓いをすることになりましたがそのお顔は余裕のないものでした。
第五千百九十四話 完
2015・10・17
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