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ヘタリア学園

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第五千百八十一話  はじめての大海軍 

第五千百八十一話  はじめての大海軍 
 フランスとイギリスそれにロシアとの緊張が高まる中で、です。ドイツの軍艦建造は続いていって遂にでした。
 相当な規模の海軍が完成しました、プロイセンはその軍艦達を観つつドイツに言いました。
「戦力はあるな」
「うむ、戦力はな」
「けれどな」 
 難しいお顔で言うプロイセンでした。
「俺の経験から言うとな」
「七年戦争の頃だな」
「出る杭は打たれるんだよ」
 日本の言葉です。
「そうなるからな」
「だからだな」
「ああ、まずいぜ」
 それも相当にというのです。
「実際三国から警戒されてるだろ」
「ロシアからまでもな」
「このままじゃ本当に洒落にならないことになるぞ」 
 戦争に、です。
 大海軍が完成しましたがこの艦隊と世界政策によってです。ドイツ達はかえってまずいことになろうとしていました。


第五千百八十一話   完


                         2015・10・10
 
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