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ヘタリア学園

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第五千百七十九話  またした

第五千百七十九話  またした
 皇帝さんはフランスだけでなくイギリスとの対立が深まる中で再びモロッコを訪問することになりました。ですが。
 この時もです、皇帝さんはドイツに言いました。
「まただ」
「はい、訪問ですね」
「さらに対立が深まらないか」
 イギリスと、です。
「イギリスと衝突したくはないが」
「しかしです」
「うむ、大臣達がな」 
 ドイツにとっては上司の人達です。
「そう言うからな」
「難しいですね」
「全くだ」
 皇帝さんは強い権限を持っていましたがそれでも限度があって大臣の人達の言うことを聞くしかなかったのです。
 それで、です。ドイツに言うのでした。
「このまま対立が続くか」
「さらに激化しますね」
 それがどうなっていくのか、ドイツは次第に最悪の事態を考えだしていました。フランスだけとなくイギリスともです。


第五千百七十九話   完


                          2015・10・9
 
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