| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ハイスクールD×D~黒衣の神皇帝~ 再編集版

作者:黒鐡
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

原作前の事
  メイドミーティング×一誠がいない間×トップ会談へ向けた準備

月side

ご主人様が、お出かけしたので全体ミーティングをしました。私はメイド長なので、全班からの報告を聞いています。ちなみに皆さん全員メイド服を着ていますが、色によって班が違うそうです。

「ではこれより全体ミーティングを始めます。まずは料理班の班長華琳さんお願いします」

「報告する事はないけどこの家のキッチンは素晴らしいし、全部オール電化だから電化製品も最新ばかりだからとても使いやすいわ。月中基地本部にあった電化製品より使いやすいけど、覚えるのも少し大変だったわ。食糧は月中基地本部からだけどいずれは、この世界の人間界に行ってお買い物で調達しないといけないかしらね」

「今は江戸時代だと聞いています。私達がいたご主人様曰く『恋姫世界』よりかは、発展してるようですがまだまだとご主人様は言っていました。人間界から調達は難しいと思います。人間界のお金は、小判や銭と言ったものらしいようです。ご主人様に見せてもらいましたお金くらいの平和な時代までは、私達は外には出れません。外に出るにはご主人様の許可が要ります」

「そうよね。今の時代は私達がいた時代よりかはマシになったけど、まだまだよね。一刀・・・・いえご主人様が言っていた、民が武器を持たない平和な時代じゃないと外には行けないわよね。私からは以上だけど、他に意見する人はいる?副班長の流琉(るる)は何か言う事はないかしら」

「特に言う事はないですよ華琳様」

ちなみに料理班、班長華琳・副班長流琉、愛紗・朱里・雛里・紫苑・秋蘭・蓮華・祭・亞莎。月と詠はたまに助っ人でやる。

「では掃除&洗濯班の班長朱里さんお願いしますか?」

「はわわ。ちょっと緊張しますが報告しましゅね、あっ、噛んじゃった」

「あわわ。朱里ちゃんリラックスだよ」

「えっと報告します。この家はとても広すぎるので、掃除するのは大変ですが楽しくやっています。洗濯も洗濯機や洗剤の量も半端ないですけど、今は補給の必要はありません。月中基地本部にあった洗濯機より最新なので簡単に出来ます。洗剤の量さえ間違わなければでしゅ・・・ですけど、掃除も掃除機から掃除用ロボットがあるので埃一つないと思われます」

「月中基地本部の一部は、私達用の訓練施設みたいな場所でしたからね。電化製品も最新にしたいと思ったかもしれません。私達に教鞭してくれた人も、現役のメイドさんでした。その前は貂蝉さんや卑弥呼さん、あと于吉さんもですけど今頃どこにいるのでしょうかね」

「あわわ。・・・・貂蝉さんや卑弥呼さんより、于吉さんの方が上手に教えてくれましたからね。機械や言葉なども」

「という事で掃除&洗濯班の報告は以上です」

掃除・洗濯班は、班長朱里・副班長雛里、鈴々・紫苑・璃々・小蓮・大喬&小喬。たまに助っ人で手が空いてる人が、一緒にやってくれる。

「では次に、出納帳班の班長冥琳さんお願いします」

「うむ。全体的に言うと黒字だ。今の所は大きな出費はないが、先程言った平和な時代になったら大きな出費が出ると思う。今はこの家にある食費だけで何とかなっているが、ご主人様が何かで出費するかもしれない。主に女性関係だと思う。私達がいた世界とは違う計算法であったので、覚えるのは一苦労したがパソコンにあるソフトが役に立っている。パソコンはかなり便利だ」

「確かに便利ですね。この家の管理もパソコンで管理してますし、自立支援型AIゼロさんも手伝ってくれたのでかなり楽ですね」

『俺は車から家や機体の補助をしてるからな』

「だそうだ」

出納帳班は、班長冥琳・副班長詠、朱里・雛里・桂花・稟・風・(のん)・音々音。恋姫世界では墨と筆だったが、今はパソコンを使っている。教えてもらった人は、主に貂蝉・卑弥呼・于吉とトレミーのオペレータのリンとステラに教わった。お陰でタイピング速度もリンとステラ並みになった。

「では次に技術班は、班長はいませんが代表として真桜さんにお願いします。総合整備士であるイアンさんは忙しいと聞きましたから」

「ええで、・・・・いいですよ。まずこの家の管理は、ゼロにやってもらうけど今は特に必要あらへんよ。ご主人様が言った平和な時代になった時が、必要になるかもしれへん武器をイアンはん達と開発中です。ハンドガンからアサルトライフル・スナイパーライフル。これから先、必要になるかもしれんけど皆が前の世界で使ってた武器を改良中ですわ。例えば愛紗の偃月刀は、軽くて丈夫で斬れ味抜群でっせ」

「確かに前より使いやすくなっていたぞ。鍛錬でもスピードが速くなった気がする」

「なるほど。今は現代兵器より、愛紗さん達の武器を改良した方がいいと思いますね。ご主人様が、この世界に来てから使っている剣はどうされているんですか?」

「それがな~触らせてくれへんのよご主人様は。とても大事そうやったから、無理強いはしてへんけどな」

技術班長はいないが、総合整備士がイアンでこういうミーティングや相談時はいつもいた真桜に相談するようになっている。イアンと整備班で、必要なら使う技術を開発したりしているが、ガンダムやISとかの整備もやってもらっている。

「では次に戦闘班の班長愛紗さんお願いします」

「この服を着ているのか、動きにくいが何とかやっています。鍛錬も模擬戦で、刃を潰した模擬刀で戦っている。模擬戦ではメイド服ではなく、いつもの戦闘服で鍛錬をやっている。前の世界より強くなったんじゃないか?と思う程です。戦闘では主にご主人様と左慈に教わってるが、ご主人様には勝った事がないのでこれからも精進する予定です」

「メイド服を着たままの戦闘は、無いと思うので安心して下さい。戦闘時は、いつもの服装で戦って頂くか戦闘服を着てもらうので大丈夫ですよ」

「それを聞いて安心した。鍛錬時はいつもの服装だからな」

「他に発言したい人はいますか?」

戦闘班は、班長愛紗・副班長桔梗、星・鈴々・翠・紫苑・蒲公英・焔耶・恋・春蘭・秋蘭・季衣・霞・凪・真桜・沙和・雪蓮・蓮華・思春・明命。

「いないみたいなので、次はご主人様お世話班ですね。班長の桃香さんお願いします」

「えーと、今の所報告する事はないです。この所ご主人様はお出かけしちゃうので、いない時は補助役として他の班に行く時もあります。ご主人様がいる時は、お茶を出したり、書類にハンコ押す係やマッサージや話し相手などします。たまに一緒にお風呂入る時もありますけど////////」

「ご主人様は、各勢力トップに行って会談や交渉とか言ってましたからね。ご主人様も癒しが欲しいと思いますよ。今は忙しいですから、今は無理ですけど暇になれば相手してもらえます。話し相手や一緒に鍛錬なども出来ます」

ご主人様お世話班は、班長桃香・副班長紫苑、愛紗・朱里・雛里。

「最後に、メイド長である私からの報告をします。この世界では天使・悪魔・堕天使の三大勢力がありますし、他にはドラゴンや妖怪・吸血鬼と各神話系統。今はご主人様が親睦を深めていますが、いずれ戦争になるとご主人様は仰っていました。戦争中、私達は介入する事は許しを得ていません。ただご主人様が怪我人を連れてきた時は、いつでも治療出来るようにと言っていましたので、皆さんよろしくお願いします」

『はい!』

「では全体ミーティングを終わります。皆各自持ち場について下さい。解散!」

全体ミーティングが終了したので、各自仕事に戻った。戦闘班と技術班は、いつでも休憩していいと言ってある。休日の者はメイド服ではなく、普段着や鍛錬用ジャージを着てたりする。鍛錬したり本読んだり自由に過ごしてるらしい、本や必要なのは全て更新している。

次元の狭間は時間が決まっていないが、家の時計だと夕方になっていた。月は、朱里と紫苑と璃々ちゃんと一緒に洗濯物を畳んでいた。紫苑はアイロンをしていた。

「それにしてもご主人様遅いですね。何かあったのでしょうか?」

「心配ありませんよ。何かあった場合のみ、ケータイで連絡してきますから」

「そうだといいんですけどね」

「お兄ちゃん大丈夫かな、お母さん?」

「大丈夫よ。私達のご主人様ですからね。もうすぐ連絡してくると思いますよ」

その時、月のケータイが鳴った。

「月お姉ちゃん、でんわ鳴ってるよ」

「電話出ますから、朱里さん頼んでいい?」

「どーぞ」

少し離れた場所で電話に出た月。

「もしもし、月です」

『俺だけど、今日はこっちで1泊する事になったから俺の分の夕食はいらないから』

「そうなんですか?そっちで何かありましたか?」

『二天龍が攻撃してきたから、俺が気絶させるくらいの攻撃をしてな。六大龍王と話した結果、明日の朝には目覚めるんじゃないか?と言ってな。待つ事にしたんだよ』

「二天龍だけではなく、六大龍王と会うとは流石はご主人様ですね。分かりました。明日の朝頃に帰ってきますか?」

『二天龍が目覚めたらな。朝から昼の間には帰って来るから心配するな』

「承りました。皆に言っておきますから、早く帰ってきて下さいね。ご主人様」

『了解、じゃあ切るよ』

と言って電話を切ってから朱里たちがいる所に戻った。そしたら華琳も加わって洗濯物を畳んでいた。

「ご主人様何時頃に帰ってくる?夕食の献立を考えてる所何だけど」

「今日は帰れないそうですから、明日の朝に帰ってくるそうです。何でも二天龍を気絶させたらしく、六大龍王と一緒に目覚めるまで待つらしいですよ」

「あらそうなの。じゃあ今日は簡単なのにしましょうかしら、皆にも言ってくるわ。今日はご主人様が帰ってこない事をね」

そう言って華琳はその場を離れた。夜は珍しくメイドだけでご飯を食べていた。鈴々と季衣は大盛りだったし、恋は超大盛りだった。恋が食べてる所は全員の癒しらしい。特に愛紗がニヤニヤしながら、まるで餌を与える感じになっていた。

お風呂に入った後、メイド服ではなく普段着や寝間着を着ていて、自分の部屋で本読んだり自分の趣味をやっている。朝になったので、顔を洗って普段着を着て皆で朝食を食べた。ご主人様からの連絡がなかったので皆心配していた。特に桃香や愛紗があわあわしていたが、ケータイが鳴ったので月は出たので、皆は心配しながら月を見ていた。

「おはようございます。ご主人様」

『おはよう月。心配させて悪かったが、今から帰る』

「分かりました。気を付けてお帰り下さい、皆も心配していましたからね」

『了解』

電話を切り皆に言った。

「ご主人様がお帰りになりますよ、皆さんはいつも通り作業をお願いしますね」

皆はホッとして各自の作業に戻った。月はいつ戻って来てもいいように玄関に立っていた。本家当主である俺は門を潜り玄関へ向かった。途中鍛錬中のメイドに会って挨拶してから、玄関のドアを開けら月がいた。どうやらお出迎えをしてくれたようだ。一礼をして笑顔で迎えてくれた。

「お帰りなさいませご主人様」

「ただいま月。心配させて悪かったな」

「心配はしましたけど、信じていましたから大丈夫でしたよ。若干心配していた人はいましたけど」

「ああ。それより部屋でシャワー浴びてもいいか?龍界で水浴びしたんだけどな」

「いいですよ、もうすぐ昼食の準備をしましょうか?」

「ああ頼む」

俺は自分の部屋に戻ってシャワーを浴びた。体洗って、頭洗って、顔洗ってから水シャワーで浴びてから出た。タオルで拭いて下着を穿いたらノックが聞こえた。

「ご主人様。今入って大丈夫ですか?」

「ん?紫苑か。どうした?」

「月さんに聞いてみたら、部屋でシャワーを浴びてると聞いてきたのでコーヒー牛乳をお持ちしました」

「入っていいよ。ちょうど着替える所だったし」

着替えようとしたら紫苑が来たのでドアを開けた。紫苑が入ってきてドアを閉めた後、持ってきた瓶をもらって飲んだ。

「プハーー、やっぱコーヒー牛乳はサイコーだな」

「ところでお着替え中でしたか。お手伝いさせてもいいですか?」

「ああ頼む。さっきはジーパンとかだったが、次はスーツ着て出かけてくるから頼むよ」

瓶を机に置いた後、着替え始めた。白シャツを着てネクタイをしようとしたら紫苑がしてくれた。ズボンを穿いてベルトをして、黒い靴下を履いて革靴を履いて上着を着て完了。紫苑がヘアブラシを取り出して髪をとかしてくれた。

「スーツという事はまたトップとの会談ですか?」

「今度は堕天使だ。すんなりと行ければいいんだがな」

「そろそろ昼食の準備ができたと思うので、行きましょうか。ご主人様」

「行こうか。龍界ではパン1個しか食べてないから、お腹ペコペコだよ」

ドアを開けて食事部屋に向かうためエレベータで1階に行った。途中休日中の者とすれ違ったが、皆元気そうで何よりだ。食事部屋に入ると、キッチン室からいい匂いがしてきたから椅子に座って待っていた。出来上がったのか流琉が出てきた。

「お待たせしました。兄様・・・・いえご主人様」

「まあ、一応規則だけどしょうがないか。休日の時はそう呼んでいいけど、ところで昼食は何だ?」

「チャーハンとニラ玉スープです」

「これならスーツでも大丈夫そうだな」

「本当はラーメンにしようと思ったのですが、月さんがご主人様が出掛けるそうで飛び散らない物とオーダーが入りました。今回は蟹と肉が入ったチャーハンにしました」

「月らしい事だ。ではいただきます」

最初はにら玉スープを一口飲んでからチャーハンを食べた。パラパラだったからとても美味しかった。三十分後きれいに完食した。

「あら、ほっぺたにご飯粒がついてますよ」

「ん?そうか。取れたか?」

「まだ取れてませんよ。ジッとしてもらっていいですか?」

「ああ頼む」

「はい取りましたよ」

と言って取ったご飯粒を紫苑が食べてしまった。

「紫苑さん!何しているんですか!」

「何って、ご飯粒取ってあげただけですよ。流琉ちゃん」

流琉は赤くなってしまって、そのままキッチン室に入って行った。

「何だったんだ?」

「さあ?何でしょうか」

食べ終わった後、歯磨きをしてトイレしてから玄関に向かった。次は冥界堕天使領に行く。月を筆頭に、桃香・紫苑・朱里・華琳・蓮華・明命が玄関に集まってきた。

「では、行ってくるよ皆。遅くなるようだったら月に電話するからな」

「遅くなるなら早めに連絡頂戴ね。こっちは量を考えなければいけないから」

「分かってるよ。では行ってきます」

『行ってらっしゃいませご主人様』

ドアを開けてから閉めた。門を潜り、空間を開けてから入っていった。場所は冥界だが今度は堕天使領だからな、また兵士と囲まれるのは嫌だなと思った。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧