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ソードアートオンライン ~白き暗黒剣と灰色の暗殺者~

作者:旅猫
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No,02 ムカシムカシ 1

そしてしばらく飲み食いして暗くなり始めていた。
「今日はとりあえずここでお開きでーす!後は集まって飲みにいくなりかえるなりご自由にどうぞ!」
と俺が叫ぶとわいわいとみんなそれぞれの方向へと向かっていく。
俺はグレイのところまでいくと
「帰る?」
と尋ねる。
「・・・うん・・・」
「飯食べてから帰らない?」
「・・・いいよ・・・」
「じゃあとりあえず転移門のほうに向かおう」
何回かこんな感じで一緒にご飯を食べに行くことがあったので知っている。
こいつはこうやって言わないと会話が一回も成立しないのだ。


グレイとの出会いはちょうど一年前。
迷宮区を彷徨っていた頃。
俺が『白の破壊者』だった頃の話だ。
・・・聞きたいかい?
え?聞きたくない?いや、お願い聞いてくれよ。
・・・できるだけ手短にって?わかったから。
じゃあ、話すよ?



その日、俺はとにかく剣を振るっていた。・・・なんとなく。
まってまってまって!!!!!
本当なんだって!!
なんとなくむかついてなんとなくモンスターを斬り殺してたんだって。
モンスターはいくら倒しても無限に湧き出てくるから視界に入るたびに斬り飛ばしていた。
そうして進んでいくことおよそ9時間。
俺は完全に迷子になっていた。そんななか、思い出されるのは現実世界の思い出。
現実は俺を縛り付ける鎖でしかなかった。
何もかもに苛立ち、逃れようとして始めたSAOが脱出不能のデスゲームになったとき、
俺は一人狂喜乱舞した。
これで、余計なしがらみからのがれられる。
そう思ってた。
でも浅はかだったんだろうね。
大きなギルドに所属していた俺は徐々にそれを理解し始めた。
レベル上げをしすぎてもしなさすぎても結局悪口、陰口を言われる。
結局最終的には何をしてもぶつぶつといわれる。
『現実と変わらない』
そう感じた俺は即座にギルドをやめ、ソロでプレイし続けた。
そんなある日のこと、彼女に出会った。
あの出会いがなければ今の俺はいなかったのかもしれない。
まあ、今それを考えても仕方がないか。
じゃあ、話を続けよう。
迷宮区の最奥部、すなわちボス部屋の前まで到着した俺はそこで切り上げて歩きで迷宮区を
戻っていた。
途中たくさんのモンスターにエンカウントしたが、全て斬り飛ばしていった。
そしてあと少しで迷宮区を出るといったところで俺は剣戟の音を耳にした。
時間は午後9時を越えている。
自分以外にこんな時間までここにいるやつがいるとは思わずどんなやつだろうと見に行くことにした。
昔のギルドメンバーだったら殺してやろうとひそかに笑いながら・・・ 
 

 
後書き
作者  「今回は昔話をしてみたよ!」
スノウ 「もうやめてええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!」
作者  「おいおい、どうしたんだよ。ゴロゴロと転がりながら奇声を出して」
スノウ 「うるさいだまれええええええ!!!!」
??? 「・・・あのときスノウはちょっとキモかった」
作者  「だよなあ・・・ってえ?!」
スノウ 「な、なんでお前がここにいるんだよ!」
??? 「・・・さあね。じゃあ皆さんまたお会いしましょー」
二人  「先に進めるなあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」 
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