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ポケモンの世界にお気に入りのポケモン持って行こう!

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ブースターをもふもふしたいで御座る

 
前書き
ポケモン検定試験!準廃人の知識を見よ!! 

 
ポケモンリーグ制覇を目指して旅を続けるジン達は、次のジムがあるフキヨセシティへを目指し旅を続けていた。

「次の街まであとどの位なんだ?」
「どの位ってユウヤお前な、ホドモエシティ出てからまだ一日しか経ってねぇんだぞ?暫くはつかねぇよ」
「タウンマップによると電気岩の洞窟って所を通過しないといけないみたいだからまずは其処に着かない事には無理ね」
「電気か……なんか行きたくないわ私」

飛行ポケモン使いのフウロからしたら気が進まないのか足取りが遅い、彼女の使っているポケモンが電気に弱いだけで彼女自身は電気に弱いというわけではないだろうに……まあサンダースアイスを食べて痺れていたのでもしかしたら彼女は飛行タイプなのかもしれない。

「にしてももう俺たちってバッチを5つ集めてるんだよな、もう折り返し地点すぎてるんだよな」
「折かえしっつってもこの地方の折り返しだけどな」
「でも、良くここまでこられたわよね」
「本当に。考えてみれば産まれ故郷を出てからもう結構経つのね」

しみじみとなりながら歩いていく一行、未だ10歳という子供な彼らだがそれでも既にイッシュ地方の大地を半分は踏破している。それもポケモンという大切な友達の存在があったからである……まあ纏め役であるジンが居なかったらどうなっていただろうか。

「あ~……久しぶりに家に電話してみようかな、母さん心配してるだろうし」
「それがいいかもな、俺も連絡しようかな………」

久しぶりに考える家で待つ家族の事。今家族は如何しているのだろうか、自分たちが無茶でもしていないかと不安になっているのだろうか。そんな気持ちを持ちながらも彼は足を止めずに歩き続ける。そんな時、彼らの目の前に大きな建物が姿を現した。

「あれここって何かしら?」
「随分でっかいなー」
「ジン~こっちに看板あるよ~、でも漢字で読めないから読んで~!」
「はいは~い」

大きな建物に圧倒されているフウロとユウヤを放っておいてカミツレが見つけた看板の方へと向かう。そこには『ポケモンリーグ検定試験センター』とデカデカと書かれていた。

「ポケモンリーグ検定試験センター?」



「え~ここでは状況や環境のせいで各地のジムを回る事が出来ない人の為に出来た救済処置を得る事が出来る施設なのです」

看板を眺めていた一行は施設の職員に中へと通され受付で詳しい話を聞く事となった。通常ポケモンリーグに挑戦するためには各地のジムを回りそこでジムリーダーを倒す事で公認バッチを受け取り、それを8つ集める必要がある。が様々な理由でジムを回る事が難しい人もいる、そんな人の為にこのセンターで実技と筆記のテストの総合点数が高ければポケモンリーグ公認バッチが渡され、リーグへの挑戦が許可される。

「って事はここでトレーナーとしての実力が解るって事?」
「そういう事になりますな、ジムを回るトレーナーの方も実力を確かめるために受ける方も多いですよ。受けてみますか?」

顔を見合わせる一同だが一斉に受験料である2000円を支払い、受験の意思を表明した。その後受験番号を受け取り、自分たちのポケモンを預けて試験へと望む!!

第一試験! ポケモンに関する知識問題

皆も考えてみよう!

第一問:アギルダーは乾燥に強いか、○か×か

ジン「確か乾燥に弱いから、×っと」
カミツレ「え~っと……確か×じゃなかったけ?」
フウロ「……え~っと○で」
ユウヤ「わ、わからねぇ……○でいこう」

第二問:ムンナは悪夢を見せるポケモンである。○か×か

ジ「これは×だな」
カ「えっと○かしら?」
フ「○ね」
ユ「×だなこれは」

第三問:もっとも小さいポケモンはバチュルである。○か×か

ジ「う~ん……確かきゃたピーが0,3mでバチュルが0,1……これは○だな」
カ「○ね、電気タイプの事ならわかるわ」
フ「よ、よりにもよって飛行タイプの弱点問題……わ、解らないから×で」
ユ「○じゃね?かなりちいさいし」

第四問:カブルモは通信交換すると進化する。○か×か

ジ「これは引っ掛けだな、正確にはチョボマキと交換しないとダメだから×と」
カ「○よね、チョボマキと交換すると進化するって知ってるわ」
フ「○!スクールでやったしね!」
ユ「×、チョボマキと一緒じゃないと」

そんな問題をこなしていき、あっという間に第二試験へ!

第二試験:ポケモンのシルエット、体の一部からポケモンを当てろ!

第一問
映されたのは楕円形のシルエット、そこからちょこっと小さな手足のようなものが見えている。

ジ「カブルモかな」
カ「ダンゴロ、かしら?」
フ「ホイーガ!」
ユ「モンメン?」

正解は少々斜めから見たカブルモ

第二問
まんまるのシルエット

ジ「んん?……やっべえ解らねえぞこれ……あっオタマロかな」
カ「え~っと……ビ、ビリリダマ?」
フ「モンスターボール!」
ユ「上から見たプリン!」

正解は上から見たタマゲタケ


第三問
赤い角のような突起物、かなりごつごつしている。

ジ「ゴツゴツシている角のようなもの……ギガイアスかな?」
カ「ウルガモスかしら?」
フ「フシデ!」
ユ「ガントル」

正解はギガイアス。

などなど試験は続いていき、昼食後最終試験、実技試験がおこなれる事に。因みに各自の点数は
ジン:第一試験、97点。第二試験、80点。
カミツレ:第一試験、84点。第二試験、86点
フウロ:第一試験、47点。第二試験、50点
ユウヤ:第一試験、77点。第二試験、30点

といった様子だった。 
 

 
後書き
次回はレンタルポケモンでのバトルだ! 
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