ヘタリア学園
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第五千百六十七話 破局への伏線
第五千百六十七話 破局への伏線
ドイツとイギリスの建艦競争が続く中で、でした。皇帝さんはドイツとプロイセンにいきなりこんなことを言いました。
「船旅したい」
「船旅ですか」
「そうだ、モロッコまでな」
「それは事前に了承を得ていますか」
相手方にです。
「それなら問題ないですが」
「そうしては面白くない」
皇帝さんはドイツに笑って答えました。
「いきなり行こう」
「それはまずいんじゃないですか?」
プロイセンに流石に引いています。
「やっぱり事前に了承取りましょう」
「そうです、いきなりではおかしな騒動になります」
「いいではないか」
皇帝さんは二人の言葉を聞こうとしません、笑って返すだけです。
「いきなりでもな、軍艦で行こう」
「それも」
かなりと返すドイツでした、皇帝さんはとんでもないことをしようとしていました。そしてそれを誰も止められませんでした。
第五千百六十七話 完
2015・10・3
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