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ヘタリア学園

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第五千百五十一話  最初はなかった

第五千百五十一話  最初はなかった
 ドイツで海軍といってもです。
「海には面していたが」
「ハンザ同盟があったよね」
「商売はしていた」
 実は結構商売上手もいけるドイツです。
「そrで儲けてもいたが」
「海軍となると」
「縁がなかった」
 そうだったというのです。
「まともな海軍自体がなくてだ」
「十九世紀後半になってだね」
「あの人からだな」
 その人はといいますと。
「ヴィルヘルム二世からだった」
「あの人が大海軍の建造を進めてね」
「そうしてからだった」
「今もそこそこ持ってるね」
「一応な。しかしだ」
 今のドイツ海軍はといいますと。
「陸軍や空軍程ではない」
「どうしてもそうだよね」
 ドイツはやっぱり陸軍国です、それで海軍は長い間確かなものを持っていなかったのです。十九世紀後半までは、


第五千百五十一話   完


                        2015・9・25
 
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