ヘタリア学園
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第五千百四十四話 枢軸にいたことを
第五千百四十四話 枢軸にいたことを
フィンランドはあっさりと認めました。
「はい、僕枢軸でしたよ」
「そうそう、俺と一緒にいたんだよ」
「イタリア君と同じ戦場にいたことはないですが」
イタリアにこう応えつつです。
「枢軸でしたよ」
「それでドイツと仲がよかったよね」
「ドイツさんにはその頃もよくしてもらいました」
フィンランドはこうも言います。
「頼りになる人です」
「フィンランドは別にね」
こうも言ったイタリアでした。
「枢軸って認めてもね」
「事実ですから」
認めるも何もと返すフィンランドでした。
「ロシアさんとも戦いました」
「強かったんだよね」
「そんな、僕はいつも」
謙遜もします。
この人は自分が枢軸であることをあっさりと認めます。事実は事実とあっさり受け入れてそのうえで、なのですy。
第五千百四十四話 完
2015・9・21
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