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『様々な愛』

作者:零那
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『椿』



貴女を花に例えるなら、薔薇や百合、牡丹...豪華絢爛で美しい花が似合うだろう。

でも、その
『完全なる美しさ』
『申し分のない魅力』
其れは、白い椿。

そして、強いけれど
『控えめな愛』
其れは、ピンクの椿。

だから貴女は椿。

そう言うと貴女は笑ってた。
私は清らかで可愛いから鈴蘭、なんて冗談言ってた。

そんな可愛い貴女。
美しい貴女。
女性らしい女性の貴女。

私には何ひとつ持ち合わせていないモノを貴女は全部持ってた。

そんな貴女は今何処に居ますか...?


 
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