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鳴海消失願望

作者:黒方郁菜
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挨拶

ガチャ

貴 「着替えた・・・」

鳴海は不二から借りた体操着に着替えて部室を出た。

? 「お!、着替え終わったみたいだニャ!」

貴 「え」

バタンッ

鳴海はビックリして部室のドアを閉めた。

? 「ニャニャ!?、何で閉めるんだニャ!?」

貴 「ッ…」

鳴海はドアのお前に座り込んだ。

不 「英二、ちょっと待って」

コンコン

不 「鳴海、ちょっと、良いかい?」

不二は鳴海に声を掛けた。

貴 「何」

ガチャ

不二は部室のドアを開けて中に入った。

不 「あのね、レギュラー達には鳴海の事少しだけ鳴海の事情話てあるから、自己紹介できる?」

貴 「子供扱いするな…出来る、もん」

鳴海は少し下を向いた。

不 「・・・そっか、じゃあ行こうか」

貴 「・・・・」

不二と鳴海は外に出た。

貴 「ッ」

菊丸 「あ、出てきたニャ!」

出てきたとたん菊丸が声を出した。

クイッ

不 「!!鳴海?」

貴 「・・・ヒクッ」

不二は鳴海を見た。

不 「英二^言^」

菊 「え!?、え!?」

不二は何かに気づき菊丸にブラックスマイルを向けた。

貴 「ウグッ…ヒクッ」

菊 「な、鳴海ごめんニャ…」

菊丸は鳴海に謝った。

貴 「ヒック、此奴・・・・嫌、い…ヒクッ」

菊 「えぇぇぇぇええええっぇぇ!?、不二ぃ~、俺この子に嫌われちゃったよ!、どうしよう!」

鳴海は菊丸に人差し指を向けた。

不 「知らないよ、それより、鳴海、落ち着こう?、ね」

貴 「不二、大っ嫌いっぃぃ~…ヒクッ」

鳴海は不二から目を逸らした。

不 「ッ!…兎に角落ち着こう?」

貴 「馬鹿…っ~!」

ゲシッ

鳴海は不二のお腹を殴った。

不 「グッ!」

貴 「・・・ッ」

不二はお腹を抱え鳴海は涙を拭いた。

貴 「不二何て大っ嫌い、もう関わらないでっ」

不 「っ!、鳴海・・・」

不二は悲しそうな顔をした。

手塚 「とにかくその話は後だ、涙夜、自己紹介しろ」

貴 「・・・涙夜、鳴海・・・・終わり」

鳴海は短く自己紹介を終わらせた。

桃城 「え!、終わりッスか!?」

貴 「ッ」

鳴海は体操着の腕の裾をぶらぶらさせた。

大石 「こら桃!、頑張って自己紹介してくれたんだ!、コッチも自己紹介しなきゃだろ!」

桃 「すみませんッス」

大石は桃城を叱った。

貴 「(この時、何時も不二が居てくれたから、でも、もう不二は離れて行っちゃった…、もう、居ないんだ…独り、ぼっちなんだ・・・)」

手 「俺は部長を務めている手塚国光だ、宜しく頼む」

桃城と大石をほっぽって自己紹介をした。

大 「俺は副部長を務めている、大石秀一郎だよ、宜しくね」

乾 「乾貞治だ、宜しく」

菊 「菊丸英二だよん♪、宜しくねん!」

河村 「河村隆だよ、宜しくね」

桃 「桃城武だ!、宜しくな」

海堂 「海堂薫だ、宜しく」

越 「越前リョーマっす、宜しくッス」

不二以外は全員自己紹介した。

貴 「ふえっ」

全ー貴 「「「え?」」」

全員は鳴海を見た。

貴 「ヒクッ…うぐっ・・・」

桃 「越前泣かしたんじゃねえか!?」

越 「何で俺何ッスか!」

全員はパニック状態だった。

菊 「鳴海ちゃん泣き止んでぇ~」












__________私、独りぼっちなんだ

 
 

 
後書き
next…帰り 
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