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ソードアートオンライン  ~蒼き神速使い~

作者:旅猫
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31 ソードスキル『神速』リターン

「勝てるよ、あんたには」
そう笑うとかつてのSAO時代の構え・・・剣を肩に担ぐ構えをする。
「は、そんなのでかてるわけ・・・・」
最後まで話しは聞かなかった。
フルスピードで相手の後ろに回りこむと、大上段に振り下ろす。
相手が振り向いたところで再び回りこんで今度は下から上へ切り上げる。
スピードを一切緩めずに動き、回り込み、切りとばす。
SAOで培った剣技の数々の内最も信頼していたスキル、『神速』の最上位スキル
『クロスフレイム・ブレイカー』
たぶんこの場にいてわかるのはキリトだけ。
やつは知らないはず。
予想通り奴は、なすすべなくやられ続け、そしてHPを全損させた。


しばらくの沈黙。
俺はかつてキリトがしていたように剣を八の字に振り、鞘に収める。
「えーっと、フ、フレニカルフォードリンテンス・・・」
たどたどしく回復呪文をかけるとすぐに奴は魂の状態から体を構築させた。
「強いな。いい戦いだった。免じてここは手を引くさ」
「ありがとう。また遊ぼうな」
「ああ。次は勝つ」
「こっちの台詞だ」
と握手をすると、
「イヤー強かったぞ、しょーねん!!」
「ふたりともよくがんばった!!」
と、シルフ、ケットシー、サラマンダーの三方から激励の言葉がかかる。
キリトは唖然としていた。
「ソラ、さっきのってもしかして・・・」
「ああ。覚えてた?そのもしかしてだよ」
と笑っていると、我に返ったのかシルフの首領が声をかけてきた。
「すまんが・・・状況を説明してくれないか?」
「リーファ任せた!!」
放り投げると、たどたどしくもリーファは説明を始めた。

結果発表。シグルドの追放。以上終わり。
ごろごろとくつろいでいる俺にアリシャ・・・ケットシーの首領だ・・・が声をかけてくる。
「キミそれにしても強いね。ウンディーネの隠し兵器かな?」
「とんでもない。たぶんウンディーネの首領も知らないバトルマニアです」
「ぷっ」
あほな返事にどうやら吹いたらしい。
と、急に腕にふわりと抱きつき、
「フリーならキミ、ケットシーの傭兵やらない?三食おやつに昼寝つきだよ」
「ほんと!?」
私、食事大好きなもので。キリトとリーファがすごい目で見てる。
「抜け駆けはなしだぞ、リー。彼はもともとシルフ救援に来てくれたんだから優先交渉権はこっちにあると思う。どうかな、これから礼もかねてスイルベーンで酒でも・・・」
とサクヤさん・・・こっちはシルフの首領・・・も腕を絡めてくる。
「あー。色仕掛けはんたーい」
「人の事言えた義理かお前は!密着しすぎだ!」
「・・・すみません。俺、世界樹へいかないといけない用事があるんで終わってからにして頂けません?」
「世界樹へ?」
好奇心をくすぐられたのか、アリシャさんが目をきらきらさせる。
「はい。ちょっと鍍金の王をぶっ殺しに」
というとさらに目をきらきらさせるが、すぐにうなだれてしまう。
「攻略メンバー全員の装備を整えるのにしばらくかかるんだよ・・・。一日二日じゃとても・・・」
「まあ、とにかく下まで行かないとどうにもなんないから」
「そーだな」
とにかく、と別れを告げて俺たちは再び大空へ飛び出していった。 
 

 
後書き
第三十一話はソラ君がチートじみた事をしています。
まったく。
遅れてしまいましたが楽しんでいただけたなら幸いです。
次回もお楽しみに。
 
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