| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第五千八十七話  銀の弾丸

第五千八十七話  銀の弾丸
 狼男は俗に銀の十字架を溶かして作った銀の弾丸で撃たないと死なないと言われています。それも銀の拳銃で。
 ですが実際には、です。どうかといいますと。
「別にな」
「うむ、銀でなくともだ」
「倒せるんだよな」
 プロイセンがドイツにお話します。
「あと満月の時でないと変身出来ないとかないからな」
「基本何時でも変身出来る」
 それこそお昼でもです。
「怪物くんの狼男さんみたいなことはなくてな」
「あの作品のドラキュラも夜だけしか動けないがな」
 実は吸血鬼もお昼でも動けます、確かに日光は苦手ですが。あと大蒜や十字架も種類によっては耐性があります。
「狼男もだ」
「そうした特性はないんだよな」
「実は、だ」
「確かに銀には弱いにしても」
 銀自体に魔を倒す力があるからです。
 ですが実際に狼男が銀の十字架で作った銀の弾丸で倒せないかといいますと実は違うのです、普通に倒せるのです。


第五千八十七話   完


                          2015・8・22
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧