戦姫絶唱シンフォギアM~ほぼ無敵が転生したそうです
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
16話 孤高の狂戦士
前書き
サブタイトルの意味は、そのまんまです
伊吹「はぁ...」
俺は欲求不満だった
戦いで、楽しめずに戦えていないから
もう、俺は愚かな狂戦士だ。
戦いがつまらない。
何もかもがつまらない
ああ、ツマラナイ
ナンデ、ダレモツヨクナイ?
アア、ソウカ、サガセバイイ
カツボウスレバ
テニハイルノダカラ
-スキルが特殊解放されました-
<愚かな狂戦士>(ステューピッドバーサーカー)
[防御破壊者](シールド・オラ・グランデ)
[死双剣](デュアリックダブルソード)
[連鎖爆発](チェインエクスプロージョン)
[???]
そして、伊吹のような何かが空間移動をした。
#####
伊吹?「アア、オモシロソウダ」
伊吹?は、響が戦っている所に走って行った。
響はウェル博士の言葉に動揺し、ネフィリムに左腕を食べられそうになったが、
伊吹?がネフィリムを殴り飛ばした。
響「伊吹?」
響が伊吹を見ると、伊吹ではなかった。
全身が黒く、目だけは白かった。
伊吹?「・・・タノシマセロ」
伊吹?はそう言うと、
1秒もかからず、ネフィリムの真正面に立ち、伊吹?の背中には剣が浮いていた。
片方は黒く、片方は白く、
伊吹?が一瞬でネフィリムを打ち上げ、
ネフィリムの周りには100はある剣がネフィリムを囲っていた。
伊吹?「ゼツ・・・」
100はある剣がネフィリムの体に刺さり、爆発した。
ウェル「や、止めろ!止めるんだ!」
ウェル「ネフィリムはこれからの世界に必要不可欠な物」
ウェル「それを!それを!」
ウェル博士は顔が歪んでいた。
伊吹?「コノテイドカ?」
伊吹?は穴だらけになり、動かなくなったネフィリムを見て、残念そうに思った。
伊吹?「ナラバ、クルシムヒマヲアタエヌノモジヒカ」
伊吹?がエンシェントノヴァで跡形もなく消し飛ばした
翼「どうしたというのだ、伊吹!」
翼は拘束型のノイズに拘束されながら、言った
伊吹?「・・・ダレダ?」
伊吹の言葉に翼は動揺した
翼「私の事を忘れたのか?伊吹」
伊吹の言葉を信じられなかった。
伊吹?「シラナイ...オマエノコトナドシラナイ」
伊吹?の言葉に深くショックを覚えた。
伊吹?「ダレナンダ?オマエハ?」
翼「私は風鳴翼!覚えていないのか!」
伊吹?「モウイイ・・・オマエノコトナドドウデモイイ」
翼はひどく悲しみを覚えた。
伊吹?「サア・・・ハジメヨウ」
伊吹?は、やって来る力に構えた
ウェル「うああああああああ!!」
ウェル博士が錯乱し、ソロモンの杖を伊吹の方に、射った。
伊吹?「ジャマヲスルナ」
伊吹?は召喚されたノイズを鞘で蹴散らし、ウェル博士の所に移動した。
伊吹?「キサマハコロサナクテハイケナイキガスル」
伊吹?がウェル博士に刀を降り下ろそうとしたが
伊吹?「ヤメダ・・・オマエナドコロスカチモナイ」
伊吹?が刀を鞘に戻し、ウェル博士の腹を殴った。
伊吹?「スコシ・・・ダマッテイロ」
ウェル博士が倒れた
伊吹?「アイテニナルヤツハモウクルカ」
響は伊吹?の方に走り、
響「伊吹!何でこんな事を!」
伊吹「ジャマヲスルナ」
響の言葉は伊吹?の心には届かず、膝蹴りをくらい、頭を掴まれ投げられた
<クロックアップ>
突然、伊吹が殴られ、そして、蹴り飛ばされた。
<1.2.3>
どこからか電子音声が聞こえ、
「ライダー......キック!」
<ライダーキック>
伊吹?の体が、くの字に蹴り飛ばされた。
<クロックオーバー>
伊吹?「ガハッ!」
伊吹?は何度も転がった
伊吹?「イイゾ!ジツニイイゾ!」
伊吹?は胸の骨が肺に刺さっていたが回復詠唱をした。
キュアを自分にかけ、治した。
勇治「伊吹!何をやっている!!」
勇治が伊吹?に怒鳴ったが、伊吹?の顔は黒く隠され、見えなかった。
伊吹?「タタカオウ!タノシモウゾ!」
伊吹?は勇治の真上にナイフを作り、勇治に落ちてきた。
伊吹?「タノシイ!ジツニタノシイ!」
勇治はナイフを避け、伊吹?は更に距離を詰めてきた。
勇治「伊吹!どうしたんだ!何故こんな事をする!」
勇治は伊吹?を殴り飛ばしたが、伊吹?は飛ばされた勢いで空間移動をし、
勇治の後ろに回り込み、鞘から抜刀した。
勇治「がっ!」
勇治のアーマーが傷ついた。
伊吹?「マダオワラナイヨナ!」
伊吹?は背中に浮いている二つの剣を操作し、攻撃した。
勇治「これでは・・・くそ!」
勇治が剣を弾いても、攻撃を止めない。
勇治は、伊吹があの剣を操作中は動けない筈だと思い、
近づいたが
伊吹?「ウゴケナイトデモオモッテイタノカ?」
伊吹が刀を勇治の体に右斜めに切り、蹴り飛ばした。
勇治「仕方ない.....あれを使うか!」
勇治は、ライダーベルトにセットされているカブトゼクターを外し、勇治に戻った。
勇治「うおおおおおおおおお!!」
勇治の体がヘルヘイムの植物に覆われ、
ロード・バロンに変身した。
勇治「これで!お前を止める!」
勇治がヘルヘイムの植物を操り、
伊吹?を止めようとした。
伊吹?「コレハ?」
伊吹の四股を固定した
勇治「これで決める!」
勇治が右足で踏み込み、
更に左足で踏み込んだ瞬間に、
伊吹?の腹に右拳が当たった。
そして、右足を踏み込み、左拳でもう一撃放った。
伊吹?「ガハッ!!」
伊吹?の内臓が潰れ、伊吹?が大量に吐血した。
勇治は16秒能力を使った為、膝を地面に着き、息を荒くしていた。
15秒が限界だった能力を1秒超えてしまった為に、疲労困憊していた。
伊吹?「フフッ ゴフッ!タノシメタ」
伊吹は吐血しながらも回復詠唱を唱え、内臓を元に戻した。
伊吹?「コノママデハカラダガモタナイ カエラセテモラウ」
伊吹?は空間を開き、空間を通っていった。
勇治は医療班によって治療を施された
身体に異常はないが、筋肉の疲労等で休暇をとらなければいけなかった
#####
伊吹?「グフッ!」
伊吹は山の上で吐血していた。
伊吹?「ダメージハモドラナイカ」
伊吹?は回復する為に、山で眠った
#####
特異災害対策機動部二課の全員は驚いていた
弦十郎「何があったんだ...伊吹君」
弦十郎が、伊吹の異変を見て、そう感じた
響「いつもの伊吹じゃありませんでした」
響が悲しそうに言った
伊吹を止めると膝蹴りを放たれ、頭を掴まれ投げられた
響はその瞬間何がおきていたのか分からなかった
理解した頃には痛みが襲ってきた。
優しい伊吹じゃなかった
翼「あれは伊吹だったのか?」
翼の言う事はその通りだ
あれは、伊吹であって伊吹ではない。
全身が黒くなり人間の面影はなく、目だけは白い、化け物だった
はたしてそれを、人間と言えるのか?
人間とは言えない。
傷だらけになっても戦う狂戦士だった
クリス「......」
クリスは起きたときには
伊吹の全身が黒くなっていて、勇治と戦っていた所だった
何故伊吹があんな姿をしているのかが分からなかった
そして、勇治が怪物に変身し、植物を操り、伊吹を殴り、更にもう一撃を放っていた
伊吹が大量に吐血し、勇治が動けなくなっていた。
そして、伊吹は傷を治し、どこかに空間移動をした。
弦十郎「伊吹君は操られているのか?」
クリス「あいつに限ってそれはねえ!」
弦十郎の考えに否定をしたクリス
クリス「あいつは...やわじゃねえ」
クリスの声に納得をした。
ルナアタックを止めた男だが、止めた事は極秘にしている
世界から勧誘や、説明など、恨みを買うからだ
弦十郎「すまない」
#####
後書き
伊吹の心が歪み始めました
8/13修正しました
8/17修正しました
ページ上へ戻る