ヘタリア学園
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第五千五十六話 何故いつも誰かと一緒なのか
第五千五十六話 何故いつも誰かと一緒なのか
スロバキアは実際に一人でいたことは殆どありません、といいますかいつも誰かと一緒にいる位ですう。その誰かとは。
「何で国が別々になったのに」
「いつも一緒ですわね」
チェコがスロバキアの隣から言ってきました。
「何かと」
「そうなんだよね、俺達って」
「スロバキアはわたくしがいませんと駄目ですし」
「それ言うとチェコもだよ」
「わたくしも?」
「何か一人じゃ寂しいっていうし」
それでというのです。
「俺の隣にいるじゃない」
「それは気のせいですわ」
「国際会議でも一緒だよね」
席は絶対に隣同士です。
「生徒会長はまだ一緒だと思ってるし」
「韓国さんですわね」
「あの人はまた特別だけれどね」
とにかく国際会議ではいつも一緒の二人です、別れてもいつも一緒にいるけれどそれでも違和感はないままです。
第五千五十六話 完
2015・8・6
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