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鬼神童子ZENKI 二人の呪術師

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訪れた温泉旅館での怪事件2

「どうして吸血ヒルの怪物を倒したのに、なんで元に戻らないの?」


「それはなお穣ちゃんこいつの親玉を倒さないと無理だぜ」


「お、お前は?」

「壮真さん」

「よう、直哉元気だったか、雪山の時はすまなかったな」


「いやああの時は仕方がないよ、壮真さんだって僕と千明ちゃんの関係知らなかったしね」

「何だか楽しいそうね直哉君。いつのまに仲良くなったのかしら?」

「何だお穣ちゃん俺に嫉妬でもしてるのか」


「誰がアンタになんか」


「早く行こうよ直哉君」

「千明ちゃんヒルの親玉何処にいるか知ってるの?」

「う、それは・・・」

「じゃあ親玉の所へ行こうか千明ちゃん」

「え、直哉君場所知ってるの?」

「大体予想出来るからね」


そして、直哉達は、美人の湯に着くと、そこには旅館の女将さんがいた。

「あ、女将さんここにいたんですね」

千明が女将に近くに行こうとしたら、女将に憑いた憑依の実が、孵化し女将は憑依獣化生渇となった。

「直哉君行くわよ」

「うん千明ちゃん」

「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ、破呪ヴァジュラオンアーク現臨せよ!!汝ZENKI」」


「鬼神ZENKIここに現臨」


「行くぜ憑依獣!!」


だがZENKIの攻撃を何者かが防いだ。

「初めまして鬼神と鬼神を使役する祓い師共、俺はカルマの使徒の一人グレン」


「カルマの使徒」

「千明ちゃん今の家に火炎呪をZENKIにあのヒルは、炎に弱かったから多分親玉も壮だと思う」

「わかったわ」


「行くわよZENKI火炎呪カーン」

そして、千明の放った術が、ZENKIに宿りZENKIn金剛角にほ脳が宿り、ZENKIが術を放つと、憑依獣は消滅し、宿主の女将さんは代償として、若さを失ってしまった。

「チッ今回はここまでだ」

グレンはそう言うと、撤退した。 
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