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ヘタリア学園

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第五千四十八話  国力でも

第五千四十八話  国力でも
 ブルガリアは東欧戦隊のリーダーになりました、ですが。
 自分の国力を見た上でもです、こう言うのでした。
「何かリーダーっていうより」
「普通って言いたいのね」
「うん、ハンガリーやルーマニアともね」
 今度はハンガリーに応えて言います。
「変わらないよね」
「際立って高くはないのよね」
「そうなんだよね」
「それでもね」
 あらためて言うハンガリーでした。
「この戦隊は青がリーダーだから」
「それで俺がリーダーなんだね」
「オーストリアさんがおられたらね」
 この人が戦隊に入っていますと。
「確実にリーダーだけれど」
「歴史的にそうだったしね」
「だから決まりだったけれど」
 オーストリアさんはチームにいません、ですから。
 ブルガリアがリーダーなのです、だからといってこの人にとってプラスにもマイナスにもなりはしないのですが。


第五千四十八話   完


                         2015・8・2 
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