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インフィニット・ストラトス if 織斑一夏が女だったら

作者:しばいぬ
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プロローグ

 
前書き
初投稿です。
感想まってます(n‘∀‘)η 

 
俺は織斑一夏。 見た目は女、頭脳は男。

いわゆる性同一障害である。

だが別に困ったことはない。自分のからだに欲情はしないし、女性物
の下着をつけることもなれてしまった。

俺が男だったら間違いなく女装癖を持っていただろうが、俺は女である。

・・・いや男でもあるけどさ











さて、俺(私は)は明後日から『IS学園』と言う高校(?)に入学する。

まずそのIS学園と言うのは、女子高である。

そうというのもISーーインフィニット・ストラトス とは女性にしか動かせないのである。

そもそもISとは、宇宙空間での活動を想定して作られたマルチフォーム・スーツなのだが
今、ISは製作者の意図とは別に、宇宙進行はいっこうに進まず、結果スペックをもてあました
機械は、兵器へと変わり、しかしそれは各国の思惑からスポーツに落ち着いている。
所謂飛行パワードスーツである。

そして何を隠そう、俺の姉、織斑千冬はその世界チャンピオンなのだ。

とても誇らしい。身内に有名人がいるのは、それだけで少しだけ鼻が高くなる。














ーーーーのは小学生までだ

俺はIS学園には入学したくなかった。

俺は今までずっと、千冬姉と比較されて生きてきた。

千冬姉ほど頭はよくないし、運動もできない。おまけにISの適正はCだ。

でも千冬姉のこともあり、無理やり入学させられるのである。

世間は勝手だ。勝手に期待し勝手に落胆する。俺は織斑一夏だ、織姫千冬じゃない。















とは思いつつも、新生活というのは心が踊るものだ。

踊りすぎて、心臓発作を起こしても不思議じゃない

そしてIS学園には、美女が多いらしい(オレ調べ)

そうときいてしまえば、男の俺の心はブレイクダンスをおどっている。


女だけどさ




何はともあれ明日から新生活。俺は青春と言うものを過ごせるのだろうか

寮に持っていく荷物を確認し、指差し確認をおこたらない。

俺は絶対いい嫁になるだろう、俺が保証する。

そしてもうすぐ始まる学園生活にむけて、俺は一歩を踏み出すのだ

その一歩はまるで、戦場へ向かうジャンヌダルクのように凛々しく

アーサー王のごとく威厳溢れていただろう

外はもうすぐ始まる学園を、心待ちにしていたかのように







ーー朝だというのに羊羹のように暗く重い雲
シャワーであればピーという音がなるであろう雨。
闘犬のように鳴く風

俺はこの中を進まなければいけない

余裕をもって寮へ引っ越せばよかった

天気予報をちゃんと見ればよかった

後悔は先にたたないというが、もう少し積極的になってほしいものだ
君が積極的になっても、誰も困りはしない。むしろ歓迎する。


ーーこんなことでは俺はいい嫁にはなれないだろう。 俺が保証する。
 
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