魔法少女リリカルなのは〜この男、派手なライダー〜
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PT事件
第五話「時空管理局」
前書き
五話目です。
〜剛sede〜
(ここは、俺の部屋?)
と思いながら身体を起こす。
身体の節々が痛かったがベッドから降りたするとドアが開きなのはとフェイトが入って来た。
「大丈夫なの、剛君?」
と言って近づくなのはとフェイト
俺はとりあえず士郎さんに顔を出して部屋に戻ってなのは達から話を聞いていた。
あの野郎、「次戦う時まで強くなれ。」とか言いやがって。
俺はこれからの事を話し合った。
〜なのはsede〜
私とフェイトちゃんは剛君の意識が戻った事に喜び今後のジュエルシードについて話し合っていた。
まず、ユーノ君が時空管理局に連絡してから一週間そろそろ着いてもいいらしく連絡がない事。
フェイトちゃんはしばらく母親の所に帰らない事ジュエルシードは協力して集める事などいろんな話が出ていた。
お父さんがご飯の用意が出来た事を知らせに来てくれたので三人でお昼ご飯を食べました。
〜その後〜
剛達は、ジュエルシードの探索を始めていた。
夕方ぐらいにジュエルシードの反応があり向かうとそこには、チェイサーと新手のロイミュードが戦っていた。
ロイミュードの手にはジュエルシードが握られていた。
「ぐっは‼︎」
とチェイサーが飛ばされチェイスに戻ってしまい、剛達は駆け寄る。
ブレイクガンナーはロイミュードの所にあり、壊された。
「興ざめですよ?チェイサー『死神』とも呼ばれていた貴方がこんなにも弱いとね。」
剛は、チェイスの前に立ち、マッハドライバー炎をセットして、
「変身‼︎」
〈シグナルバイク!ライダー!マッハ!〉
「よいしょ‼︎」
「ぐべらば!」
マッハはロイミュードを殴り飛ばしたついでにジュエルシードを取り返しなのは達に投げ渡す。
〜マッハsede〜
「ぐほ、貴方がハートのお気に入りのマッハ「そぉい!」ですらべぐ⁉︎」
と敵が喋る隙に殴る。
「そう言うあんたは、ナンバーロイミュードのブレンだな。」
と言いながらゼンリンシューターを向ける。
「そうです、僕がロイミュードの知将ブレンです。以後お見知りおき。」
なるほど、知将だから脳みたいな形のロイミュードなんだな。
「どけ、詩島剛。そいつは俺が倒す。…両親の仇だ!」
と言いながら突っ込んで行く、チェイス。
「チェイサーに慣れない君なんて赤子を捻るようにた安いのだよ!」
と言いながら重加速を発動させるブレン。
俺やなのは達は緩和できたが、チェイスだけはまだだった。
ブレンに殴り飛ばされ蹴り飛ばされ踏みつけられるチェイス。
俺はブレンを蹴り飛ばし、チェイスを助ける。
「お前、こんな所で死ぬ気か?」
「奴を倒せるなら死んでも構わない。」
と言うチェイスに俺は変身を解除し殴り飛ばす。
「馬鹿野郎‼︎ そう簡単に死ぬと言う言葉を使うんじゃねえ!」
と叫んだ。
「やれやれ、話はお「少し黙ってろこっちは今忙しんじゃ‼︎」…あ、はい。」
とブレンを一喝で黙らせた。
「いいか、お前の事は博士から聞いている。だからそう簡単に死ぬとか言うなよな。もし、お前が両親の仇を取りたいならそれなりの装備なんかは用意している。」
「あの〜「まだ!」はい。」
「どうするよ、お前が俺達と一緒に戦うならその力を渡してやる。」
「もうそろそろ「そこの隅っこにでも座ってろ、脳みそ野郎‼︎」…はい。」
「分かった、俺はお前達と共に戦う。約束しよう。」
「よし、なら帰って説明してやる。」
と話しながら去ろうする。
途中邪魔が入ったが仕方が無い。
俺達は一度高町家に戻ることにした。
俺はブレンに、
「ちょっと待ってろチェイスにいろいろと説明してくるから、それまでそこを動くなよ。」
と言う。
〜高町家〜
剛達は、剛の部屋に入り皆を座らせて、剛はベッドの下に潜り銀色のトランクを取り出し、チェイスの目の前で開ける。
「これがお前の新しい力だ。」
と言ってチェイスに渡した。
中に入っていたのは、
『チェイサードライバー炎』と『シグナルチェイサー』
だった。ライドチェイサーとライドブースターブルーは格納庫にしまわれている。
使い方の説明などをしていると、夜になったので今日の所はお開きにした。
(なんか、大事な事を忘れているような?)
と思う剛だった。
〜次の日、剛sede〜
公園で待ち合わせをして歩いていると、
「いつまで、僕を待たせるつもりなんですか?」
と人間体のブレンがいた。
「「「「あ!」」」」
と思い出す。
「あ!、じゃないですよ。行きますよ。」
と言ってロイミュードになる。
俺とチェイスは、マッハドライバー炎とチェイサードライバー炎をセットして互いのシグナルバイクを装填する。
「レッツ‼︎」
「「変身‼︎」」
〈シグナルバイク!ライダー!マッハ!〉
〈シグナルバイク!ライダー!チェイサー!〉
と電子音が響き俺達は、仮面ライダーマッハと仮面ライダーチェイサーに変身した。
「チェイサー‼︎援護するから行け。」
「あぁ!」
俺はゼンリンシューターで射撃援護をして、チェイサーは、シンゴウアックスを手にブレンに攻撃しようとしたら時、
「ここでの戦闘は危険過ぎる、おとなしく武装解除をして、投降するんだ!」
と黒い魔導師が現れたが、
「「邪魔だ‼︎…消えろ‼︎」」
と俺とチェイサーは言いながらそいつをぶっ飛ばす。
「な、なぜだ〜‼︎」
と叫びながら飛んで行く。
ブレンは、
「に、2対1は卑怯ですよ。」
と言ってくるが、
「「卑怯もかんけえねぇ‼︎」」
〈ヒッサツ、フルスロットル! マッハ!〉
〈ヒッサツ、フルスロットル! チェイサー!〉
「「セイハー‼︎」」
と叫びながらブレンにダブルライダーキックを当てるが、ギリギリの所で
「よ、よくも執務官である。僕を殴り飛ばしたな公務執行妨害によりたいほ…す、る?」
さっき殴り飛ばした奴が現れたが容赦無く当てるブレンごと。
「「ぎゃあぁぁぁぁ‼︎」」
と吹っ飛んで行く。
チェイサーは、
「俺は、一度アメリカに渡ろうと思う。なんかあれば連絡をくれ。」
と言ってライドチェイサーブースターに乗り飛んで行く。
俺も変身を解除してなのは達の所に行くと、いきなり空中にモニターが現れ、
【時空管理局のリンディ•ハラオウンなんですがそちらに、クロノ執務官は来てないでしょうか?】
と言われたので、
「星屑になりました。」
と俺は言いきる。
【後で回収しと来ます。あなた達は、私達の所に来てもらってもいいかしら?】
と言うので、ユーノに確認をしてとりあえず行くことにした。
〜不思議な船の中〜
剛達は、時空管理局の人に案内されて応接室に案内された。
ユーノは人になったので驚いたが。
座る順番が、
ユーノ なのは 剛 フェイト
だった。
しばらくすると、リンディとか言っていた人と包帯グルグル巻きで松葉杖をつくクロノが来た。
とりあえず挨拶をして、今回までの事の成り行きを話した。
あらためてユーノがジュエルシードの話を(フェイトはユーノの助手と言う形にしている。)すると、
と、リンディさんが話を切り出した。
「これより、ロストロギア『ジュエルシード』の回収は時空管理局が全権を持ちます。」
ここに来てから時空管理局がどういう組織かという聞いていたからこの措置に納得した。
「もう君達は今回の事件から身を引いて、もとの生活に戻った方がいい。」
確かにそうだ、フェイトやユーノはともかくなのはや剛に関してはついこの間まで一般人だったのだ。こう言うのは当然だな。
でも、現時点で動いている剛達に対してそれは余り効果がない、少なくとも剛は自分なりに動くつもりだし、なのはやフェイトも同じだろう。
いっそのこと協力を呼びかけた方がいい気がするんだか。
そう考えていた俺は次の一言で全てを理解した。
「クロノの言うことはもっともね。まあ、急に言われても気持ちの整理もできないでしょう。一度家に帰って、今晩ゆっくりと話し合うといいわ。その上で改めてお話ししましょう。」
〜剛sede〜
俺の中でなにかがプツンと切れた。
「っく、あっはははははははは」
いきなり笑い出した俺。当然周りは驚く。
「成る程、それなら納得だ。さすが組織のお偉いさんは違うわ、こんな子まで駒にしようとするなんてな!」
「どういうこと?」
とフェイトが聞いてくる。
「よく考えてみろ、現時点で動いている俺達を帰したらどうなる?それに、いま明らかに矛盾があった。これから身を引けと言っているのに一晩時間をやると言った。時間なんていらないだろう?こちらに関わらせる気がないならデハイスを取り上げるか監禁するか監視すればいい。だがな、もっといい方法があるんだよ。」
俺はリンディさんを見ながら言った
「それはこちらから協力要請をださせて指揮下に置くことだ。戦力は手に入ってしかも勝手には動かれない。ほら、いいこと尽くしだろう?」
そして、ここで本気をだす。
「だから、俺はお宅らに力を貸す気もないし、止められるもんなら止めてみな。」
と言って立ち上がり帰ろうとする。
なのは達も着いてこようとすると、
「待ちなさい!」
リンディが待ったをかける。
「なんですか?」
「貴方にはまだ聞きたい事が山程あります、クロノを倒した姿やあの怪人について。」
俺の能力について問いただそうとするリンディ。
「だが断る!」
「何故!?」
「俺はなのはやフェイトを利用しようとしたお前を許す気はないぞ! リンディ・ハラオウン!!」
俺の発言に顔を青くするリンディ。
それを理解できないのか首を傾げるクロノ。
「なのはやフェイトの性格だ先程のように言えばなのははほぼ間違いなく自ら協力しようとするだろう。
こんな幼い少女を利用しようとする組織など誰が信用できるか!?」
「それに付け込んで協力させようとするような奴に協力する義務も義理もない!」
「それは本当ですか!? 母さん! いや…艦長!?」
「そ、それは……」
さらに顔を青くするリンディ。
「どうせ俺達の魔力を測るような機械ですでに測ってるんだろ?」
そうでもなけりゃなのはのような幼い子供に関わるかどうかなんて聞きはしないだろう。
なのはやフェイトに魔法の力があっても才能や膨大な魔力がなければおそらくは関わらせる事はないだろう。
「「えっ!?」」
これにはさすがになのはとフェイトも驚く。
「そうでもなければ俺やなのはやフェイトのような子供の手を借りようとは思わない筈だろ?」
この発言でついに青から白へと顔色を変えるリンディ。
「もう、帰って良いですよね?」
と言いながらマッハに変身する。
「外に出たって無駄だ、時空空間にあるため彷徨うだけだぞ!」
と言うクロノだが、
「あっそ、一つ言っておくけど…」
〈シグナルコウカン!ウィザード!〉
とシグナコウリンにウィザードのマークがついてボタンを一回して魔法陣が現れる。
俺、なのは、フェイト、ユーノは、
「テレポート‼︎」
と俺が言うと消えた。
消える直前に、
ーー邪魔するなら、容赦無く叩きのめすーー
と言ったらしい。
後書き
次回「フェイトの母親」
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